笑顔ですごそうよ

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

ぽつぽつと工房を訪れてくださるお客様が干支を求めてくださいます。
みんな顔や首の傾げ方が違うので、一番のお気に入りを選んでお持ち帰りいただいています。

先日いらした方はずいぶん昔に出会ったきり、今年の春の展示会までお会いする機会がなかった方でした。

それでもFBを通じてお互いの近況は知っていたのですが、いろいろすれ違うと会えないものですね。

春の展示会のあともぜひ、いらしてくださいねって言ってたのになかなか実現せず、、、

ある日、ふと思いついて、あまり急かしてもなぁと思って、年内にいらしてくださいね～とメールしたら、今日お邪魔してもいいですか？と返ってきました。うれしい驚き。もちろんOKして午後の訪問を待ちました。

島根に栃木からお嫁に来た方で、出雲の丁寧さや優しい言葉がむこうにはないということを教えていただきました。出雲族としては嬉しいお言葉です。

さまざまお話をしていて、他国の戦争についてあまりに日本の人は不安になり過ぎているという話になりました。

たくさんの思惑がからんでそれは気の毒な状況であることはわかりますが、私たちに手の下しようのないことに関していたずらに不安になったり、怖ろしがるというのはいけないことだと私は思っています。

避難してきた方が近くにいらしたら、その方のために何かできないかと考え行動するのはいいけれど、どうにもならない遠くのことに一喜一憂していると世の中の空気も不安や危惧や怒りに満ちてしまうと思うのです。

まだ、直接に関係することのないことに関して不安になったりするのはナンセンスなこと。

そんな想いに沈むより、日々丁寧に暮らして、つどつどの嬉しい出来事を喜び笑顔になることを意識していきたいと思います。

笑顔や笑い声は世の中を明るくします。
苦虫をつぶしたような苦々しい表情は周囲を暗くします。

今、日本は決して幸福な生活が安心して営めるかというと一寸先は闇かもしれませんが、それでも、今日という一日は平穏無事であることは多いはず。

それなら、無事な一日を笑顔で過ごしましょうよ。

明日が不安だからと眉間にしわを寄せて暮らしてもなにも得るものはありません。

笑顔で自分の仕事を終えたり、自分の作品を見せて笑っていただけるように心がけることのほうがいいと思いませんか？

こんなことは政府がいうことなんかじゃありません。
普通の人である私のような、いわゆる庶民が同じような人と語らい、そうだよねと頷き合うところから始まることです。

そんなことを話したら、いらしてた方がいいお話だわと言ってくださいました。どこかで話させてもらうかも？と言われるので、どうぞどうぞ、この考えが広がるほうがいいものとお答えしました。

なにか、法律だとか、難しい規制をして得られるものではありません。個々の人の心持ちなんですから、、、

ですから、一気に広まることはないでしょう。
ゆっくり、じっくり共感する人が増えていき、ある日笑顔の人のほうが増えていると気づくのです。

数字や統計などいりません。
心根をそんなもので測られるなんでまっぴらごめんです。

そうだよね？という心からの共感から生まれる笑顔の社会。
そんな社会に住みたいと思いませんか？

あなたが今日から笑顔になればできていくのです。

ミニチュアちさと工房
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