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今年も田んぼの季節になりました

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

そろそろ田んぼの準備が始まります。
山沿いの水路は毎年春に整備しますが、山から石が落ちてきたり、枯れ葉が落ちていたり、水路脇に笹が伸びていたりします。

水は豊富なので、水路の周辺に水があふれています。
石や枯れ葉を取り除くとみるみる水が澄み、水路がはっきり現れます。

これから掃除をする水路はこんな風に葉っぱが落ちてたり、石が落ちています。

脇の笹や草を刈り、水路の落ちていた石を救いあげ、葉っぱや泥を書き出すと水がきれいに流れ出します。

いつも、この差を見ると人の血管もこんな感じなんだろうなと思います。
詰まってるといけませんね~


水の詰まりを解消できると気持ちがすっきりします。
田んぼの稲は流れてくる水に支えられて育つのです。

今年は参加人数が減ってしまい、二人だけの作業。
黙々と仕事をして2時間半。半分ほど掃除を完了させて、また次回ということにしました。では、ここで解散。お疲れ様でしたとあいさつして散会。

昨日は時間ができて、天気もよかったので、一人作業。
これもいい気持になりました。


多年草になるように、冬の間ずっと水を入れていた田んぼ。

草は少し生えていますが、去年と比べたら雲泥の差です。

去年は草だらけ。この草を抜いたのです。
よくやったなぁと苦笑いです。

そして、手前側に植えていた去年の多年草化した苗からは新芽が出ていました。

茶色になった去年の稲の株から緑の葉が見えています。

こっちの株からも。
すぐ近くにはセリが生えています。

今年は3月が寒かったので、どうかなと思っていましたが、ちゃんと多年草の苗ができそうです。

うれしいなぁ。
こんな珍しいことにチャレンジできるのは、借りている田んぼが独自の水路をもっているからです。

だから、水路掃除もしなければいけません。
近所のみなさんで日にちを決めて一斉にする方が体力的には楽でしょうが、好きな時にできることは私にとってはありがたいこと。

昨日、一人で久々の作業をして、冬、元気がなかったのは田んぼ作業がなかったからかもしれないと思ったくらいです。

もちろん、稲刈りも脱穀も終わった時はホッとして、お休みに入り、田んぼにいくこともありませんでした。

今年は水の出口をしっかりふさいだので、干上がることはないとわかっていたからです。水の管理が少しわかってきたところ。

そろそろ種籾を水につけて温度をはからねば。
苗作りも楽しいものです。

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