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【映画感想】『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の続編。
『アフターライフ』から3年後。フィービーは15歳、兄トレバーは18歳になっている。
前作『アフターライフ』が、あまりに完璧に、かつ上品に、初期作品をリスペクトしてエピソード満載で作られていたので、今作『フローズン・サマー』では、できることがなくなってしまった感は否めない。
それでも『フローズン・サマー』は、ゴースト退治、という娯楽性の中で、容赦の
【読書感想】歌舞伎と日本人(中村義裕)
歌舞伎がすごい、歌舞伎が好き、歌舞伎って面白い!的な書籍ではない。
演劇評論家、日本文化研究家の著者が、歌舞伎の歴史と、歌舞伎を人々がどう受け止め、繋いできたのか書いている。
「歌舞伎入門」とか、歌舞伎役者による歌舞伎の解説本より、もう少し広い枠と俯瞰で、江戸以前から現在まで、歌舞伎の歴史を整理したもの。
歌舞伎に多少は興味もあり観たこともある人が、あらためて歌舞伎や周辺状況を知るのに合って
すまじきものは宮仕え? 読書感想『義経じゃないほうの源平合戦』白倉盈太
*タイトル画像は東北の某旅館に飾られていた絵。書籍内容とは関係ありません。
読み始めたら続きが気になって、あっという間に読んでしまった。
源頼朝と義経の間に挟まれた兄弟、源範頼。
2人の間で、脂汗と冷汗の連続。
苦しみながら、源平合戦を生き抜く範頼の目線で物語が進んでいく。
文章が現代語なので分かりやすいし、義経をはじめ登場人物の描写が軽やかでイメージしやすい。続きが気になってどんどん読ん
Superflyのライブで涙涙、という話
本日3/21、ツアーファイナルがWOWOWで生中継される、Superfly。
先日、初めてライブに行くことができた。
よる年波か、涙もろくなって、盛り上がる曲だろうと何だろうと、しみじみと喜びで涙がこぼれた。
十数年前、「愛をこめて花束を」をCS放送で聴いてすぐにCDを買った。
今どうしてるかな?という緩い頻度で恐縮ながら、結婚しても子供ができても、ずっと聴いてきた。
そういう人が、遠目では
消費者庁のリコール情報サイトを見ている話
平日は、忘れなければ毎日、消費者庁のリコール情報サイトを見ている。
昨年、このサイトで見てなんとなく覚えていた商品と同じものを、夫が実家からお土産(のおすそ分け)だともらってきたことがあった。
商品のサイトでロット番号を調べて、回収商品でないことを確認してから食べた。
リコール情報サイトを毎日見ていると、その書き方に、書き手というか企業側の姿勢、温度感があらわれる気がして興味深い。
備考欄