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もっと早く出会っていたいと思った一冊でした

こんな本があったなんて、もっと早く手に取って読んでおけば、また違った未来があったかもしれないと思わざるを得ない一冊に出会ってしまいました。

それが田中泰延さんの著書「読みたいことを、書けばいい」です。

ライター時代にこの本に出会っていたら、また違った未来が待っていたのではないかと…。

「読み手を想像して書くな!」の教え

一度でもコピーライターやブログなどで、収益を上げようと思った人は一度は目にした「ペルソナを作って書く」ではないでしょうか。

自身が書いた文章を読むであろう人の年齢、性別、家族構成、社会的地位や幼少期の体験談など、さまざまな要素を詳細に想像して架空の人物像を作り出し、その人に向けて文章を書くと手法です。

しかし、この田中泰延さんは「ターゲットなど想像しなくてもいい」と文中で、はっきりと述べています。これは文章を書いた自身が「面白い」と思わないものは、他人が読んでも面白いとは思わないという前提があるからです。

確かに自身が読んで面白いと思えたり、関心したり、もっと深く知りたいと思わない限り読もうと思わないわけです。

そんな文章を、他人が読むはずなどありません。

そのことに気づかせてくれただけでも、目からウロコでした。

ライター時代にこの本と出会っていたら…

すでに足を洗ってしまったライター業ですが、現役時代にこの本に出会っていたら、書くことがもっと楽になっていたかもしれません。

そもそも自身が知りたいと思わないことをただ書いても、それは面白くないし、やらされている感があるので調子も狂うでしょう。

それが積み重なっていくと「書くこと」自体が嫌になり、閉業にまで辿り着いてしまうのです。でも今、こうやってnoteに書き綴るのは「これから何年先になるかわからないけど、また書きたい」という思いが湧き上がってきた時、すぐに着手できるように準備をしていることもありますが、一番の目的は読んだ本の内容を書くことで、記憶に定着させることでした。

さらにこれまで読んできたアドラー心理学の書籍などで、記事を書くことで自身の承認欲求を満たしていた部分があったことにも気付かされました。

ただ、まだまだライターとして復活することは可能であると思っています。今着手している本業の大きな目標を達成したときは、それを記事のネタとして新たにテクニカル系のライターとして復活も考えていこうとかんがえらるようになってきました。

ライターじゃなくても、これから何か文章を書いたりブログを書いたりしたいと思っている人は、ぜひ一度読まれてからチャレンジすることをお勧めします。

もちろん、ライターを目指していなくても、どんなことでもいいので自分のSNSなどで自分の意見を書きたいと思った人は、必ず読んでから挑戦してみてください。

なお、電子ブックだとちょっとっていう人は、ブックオフとかで買えばかなりお得にゲットできるので!

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