見出し画像

朝の散歩道で「いたちのおうち」に出会う

一番古い読書の記憶は
偕成社さんの『ひろすけ絵本』です
1965年初版発行
全10冊

懐深く抱かれて
何度読んでもらったことでしょう
大好きな絵本でしたが
いつの間にか散逸してしまいました

やがて親となり
美しい日本語と絵を
ぜひ我が子にと探したものの
シリーズとしては絶版していました

数年前に運よくネットでコンプリートできたときは
しみじみと安堵を覚えました

いつもの散歩道で
稲刈りを終えた田んぼに
第4冊の『さらわれたおにんぎょう』という話に登場する
「いたちのおうち」を
久しぶりに見つけました

還暦を超えて尚蘇る
母の温もりに
感謝した朝でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?