心身二元論派

体と頭はどっちも合わせて自分だと思う。
というよりは何かをするときに体と頭の二つを使っているという感覚がある。

25になるまで、小中高と授業を一度も聞いたことがなかった。テスト勉強もほぼやったことがなくて、現役のときの大学受験までは教科書を読んでなんとか乗り切ってきた。
でもこの年になると、さすがに世間に興味を持つようになったり、ニュースも少しはわかるようになったり。一人の大人としての責任もやっと生まれてきた。
だからこんな25の大人が大学で学ばせていただけることが、いかにありがたく幸せなことか、それなりに自覚をしているつもりはある。

そういうわけで、最近は大学の授業にも興味が湧いてきて(いまさらすぎる)、最近初めて先生が授業中に話していることをその場で聞いてみようという気になった。
今までは自分の頭が追いつかなかったけど、知識も経験も昔よりはあるからその場で理解できるようにもなっている。

だけど授業を聞いてみて初めて分かったことがある。

話を聞くために意識を集中して頭で話を聞いてみても、どうも体を持て余してしまう。別に先生の眼をずっと見なきゃいけないわけじゃないし、話している先生側も伝えやすくしようと工夫しているのか、同じことを言い換えてみたりして何度も繰り返していて、思ってたより話はゆっくり進んでいた。

持て余してしまう体を何かで埋めないとなんだかむずがゆくて、最近はパズルゲームをしながら先生の話を聞くというスタイルが定着している。ここで大事なのは時間制限があったり、頭で考えながらじゃないとできないゲームを選ばないこと。
あくまで授業最優先なので、話を聞くのを忘れて没頭してしまうようではいけない。ゲームをしながらでも、話は聞きながらきちんと理解しているし、大事だと思ったことはいつでもメモする準備はできている。

今思えば、授業中にスマホ禁止だった高校までの授業スタイルは私には向いていなかったのかも。


火曜日の明け方、夢の中で咳をしていると思ったら、目覚めると本当にのどが痛くて咳が出ていた。
数年ぶりにインフルエンザにかかってしまった。
高熱がでて、食欲も体力も失って、今度は体がダウンしてしまった。
それに伴って頭も働かない、、、なんてことはなく頭は活発で、何らかの情報を常に欲してしまう。
体が動かないからスマホを操作して何かをすることもできなくてぐったり横になってみても、頭はやっぱり何かを求めていて、意識してなくても勝手に脳内BGMがスタートする。私は好きなことの記憶力だけは良いので、いつも聞いてるCDの音源がかなり精密に再現されてノンストップで流れていた。
飽きてくるとやっとスマホに手がのびる。体がダウンしてるときにはゲームはできないので、YouTubeで長めの動画を流しっぱなしにする。有吉さんのラジオとかさまぁ~ずチャンネルのふかわりょうゲスト回を立て続けに流して聞いていた。



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