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僕は告白をした

ドキドキ

はぁ~


女子がやってる花占いでもやってみたい気分だ。

「好き、嫌い」って・・・


好きな子に告白するなんて楽しくない。

結果だけ教えて欲しい。


早くストーリーが進んで夜までワープしてくれないかなぁ~


自己肯定感も昨日までに爆上げしてきたつもりが・・・

今は振られることばかり考えてしまっている。


人生がバラ色になるのか、それとも・・・

あぁ~振られたら明日からどうやって顔を合わせればいいのか?

怖い怖い怖い


僕は友達には相談もできずきいた。

「お前がぁ~?」

こうやってバカにされることを事前に阻止していた。


しかし、人生山あり谷ありだ。

当たって砕けろ!!!!


「なぁ、今日放課後に中庭に来てよ」

同じクラスの女子に言った。

「何で?」

「何でもいいから」

「わかった」


よし、第一段階クリア!!

チラッとその子を見た。

何やら女子3人でコソコソ話をしている。

まさか・・僕に呼び出されたなんて言ってないだろうなぁ~

キャッキャッ聞こえる


まさか、友達から止められてないよな?


先生の声なんて聞こえない

友達も面白い話なんて興味もない


今は夜に笑ってる僕を夢見てるんだ邪魔するな!!


心臓よこのさい破裂してくれっ!!


夕方、僕は中庭に向かった。

遠くに彼女が見えた。


僕は、そんなに仲が良かったわけじゃないけど・・

いつも無邪気に笑っていて楽しそうな彼女がずっと気になっていた。

髪の毛が長くて背は・・仕方ないけど、まだ少し僕が負けてる。

顔は僕にとったらクラスで1番可愛い。

でも・・・とにかく詳しくわからないけど好きだ。


「ごめん・・待った?」

「ううん、」

「・・・・」

「話って?」


急かすなって

「あの・・つ、付き合ってほしい」

つづく


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