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僕は、楽な道を歩いている
毎日、体たらくな時間を過ごしていた。
学校に行って
たまにサボって
バイトに行って
たまにサボって
遊びに行って
また遊ぶ
休みの日は
ゴロゴロして
タローの散歩でやっと外に出る。
同じ景色をグルグルと僕は歩いていた。
友達は・・・
違う景色をみてるのかなぁ~
見ようとしてるのかも?
あんなけ必死で生きていた僕は、やっと人並になれたのに次になかなか行けなかった・・・
きっと
大人になんかなりたくない
ずっと、普通より少し下の
「ごまめ」
のほうが楽なのかもしれない
あんなけイヤだったのに・・・
「タローお前はどこ見てるんだ?」
お前は立派な大人なんだろ?
つづく
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