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3歳の時が1番かわいいって聞いたことないですか?

3歳の時が1番かわいい?

昔 先輩の先生と話している時のことです。

先輩A「 娘さんは何歳になったの?」

私:「 3歳になりました。」

先輩A「 じゃあ今が一番可愛い時だね。早く家に帰って、子どもとの時間を大切にするんだよ。」

と アドバイスをしてくれました。

確かに、私にとって娘はとても可愛くて、
ニヤニヤしましたが
それと同時に
これからどんどん可愛くなくなっていくのかな? と不安も覚えました。

別の日、 違う先輩の先生と話をしました。
その方は、私と同じく 娘さんがいましたが
娘さんの どちらも 中学生でした。

先輩B「 娘さんも大きくなったでしょう?」

私:「 3歳になりました。」

先輩B「 大きくなったね。 これからが楽しみでしょう。」

私:「 そうですね。 よく 3歳のころが 1番可愛いと言われるので、たくさん 一緒に過ごすようにしています。」

先輩B「 確かに、3歳の時も 可愛いよね。 でも、 3歳が1番可愛いと思ったことがないな。僕は記憶力が悪いのかもしれないけど(笑)あまり 昔のことを覚えてないんだよね。 それよりも今が1番可愛いといつも思うよ。

私にとっては、
とても素敵な言葉に聞こえました。

子どもは何歳になろうとも、 今は1番可愛いと思える先輩が素敵だと思いました。

子どもが大きくなって思うこと

子どもが大きくなってみて、
先輩Bの言うことがよく分かります。

確かに3歳の時の子どもはとても可愛いです。

できることが少しずつ増えてきて、
その上、 こちらが守ってあげたいと思うからです。

また、この子はどんな子になるのだろうという期待もあります。

昔の写真を見返しても、
幼い娘はとても可愛いです。

でも、
先輩Bが言われたように
今が、1番可愛いとよく思います。

娘たちも成長してきて
私がいなくても、自分で行動できることも 増えてきました。
私と一緒にいなくても、自分でたくましく行動しています。

子どもが
自分の手を少しずつ離れて成長しているのがよく伝わります。

反抗的な態度も取ることもあります(笑)

でも、今が1番可愛いと思うのです。

かわいさ見付け

子どもが大きくなると、
親の出番が減ってきます。

そうすると、少し寂しさを感じるのも事実です。

反抗的な態度を取る時もあるでしょう。

そんな時に、
「 昔の方が可愛かったな。」
「 あの時の方が、親として頑張れてたな。」などと

思うのかもしれません。

3歳の時が一番可愛いというのは、そういう思いから出てくる言葉なのかもしれません。
(よく聞く言葉です。)

ただ、
先ほども書いたように、
今が1番可愛いという目で見ると、本当に子どもの可愛さを見つけることができるようになります。

親は大切にしてくれる姿。
親のフォローをしてくれる姿。
友達と遊んだことを楽しそうに話す姿。
趣味に没頭する姿。
自分のことは自分でやろうとする姿。
年下の人に優しく接する姿。
カメラを向けると嬉しそうに ピースする姿。
近所の人に礼儀正しくする姿。
食べ物を美味しそうに食べる姿。

などなど、 振り返るとたくさんあります。

子どもの可愛さは
 それぞれの子によって違うと思います。

それでも、見つけようと思えば、 たくさん見つけることができます。

時には、
「 今が1番可愛い。」と
無理矢理、思い込もうとしているときもあります(笑)

私は、先輩Bのように
「娘は、何歳になっても 今が1番可愛いよ。」と言える親子関係に憧れているからです。

「昔は、 可愛かったな。」と 思うのではなく、
「 昔も、可愛かったな。 今も可愛い。」
思う気持ちも大事ではないでしょうか。


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