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自分の心のしずかな革命・ひと休み020

自然に沿うことで自由に生きていける

自然に沿いながらであればまったく自由にふるまうことができる。
自然物である人にとっては自然というルールが完全に存在する。
ただ人間はルールを完全に理解できないまま暮らしている。

遺伝子組み換え、ゲノム編集の新種や新薬、原発など、人間が開発したものが自然に沿うものか沿わないものかを人間が判断するのはむずかしい。
新薬なら望む目的のほかに危険な副作用の有無については時間をかけて様子をみるしかない。
原発なら、少なくとも本当に100%廃炉廃棄できる技術が確立する前に使うのは自然に沿わないことが明白だ。

お金の魔力によって開発のスピードは早まるばかりだが、自然のスピードに沿った開発に戻すことはできないのだろうか。
開発はもっともっと急がなければならないという風潮だけど、急ぐべきではない、仕方ない、開発に頼らずにできるほかの工夫をしよう、とはならないものだろうか。
エネルギー開発なら、そもそもエネルギーの使いすぎを見直したほうが自然に沿っていると思う。

田畑に立ち自然農をしていると「仕方ない」と思うことがよくあるのだけど、それはマイナスのイメージではなくむしろ心地よく自然と折り合っているのだ。

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