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自分の心のしずかな革命(未完成)024

カミゴッド博士から、シンを守るために宇宙を征服するよう新たな命令を受けたロボットたちは、ただちに活動を開始した。
まず宇宙を探査するロボットの開発をはじめた。
それは宇宙空間で得られるエネルギーを使ってどこまでも移動可能で、人工物のような物質を有する惑星を探知することができ、その惑星を破壊することができるロボットだ。
また、地球を防衛するロボットも開発に加えた。
もちろん技術開発も怠りなく、より性能のよいロボットの開発も休みなく行なった。

たしかにヒトは現実世界に住んでいた時もすることが次々となくなっていた。
ロボットに望む結果さえ伝えれば、あとは何の指示も出すことなくロボットがやってくれるようになっていた。
日常生活では命令そのものも不要で、ロボットがヒトが望んでいることを推測し、ヒトが行なってきたあらゆることをより高度に恐ろしいスピードでこなしていた。
たとえば医療の場合、常にヒトの体調を管理し、薬を開発し、医療技術も高め、医療行為も繊細で正確だった。
さらに今ではヒトが病気にかからない技術がロボットによって開発され、まもなくヒトが施術を受けるところまできていた。

ロボットは休むことなく動き続け、ロボットに必要なエネルギーも修理も改良も自分たちロボットが行うようになっていた。

つづく。

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