春田圭と牧遣都を欲しているんだ

秋狸

はじめに
失礼ながら田中圭さんと林遣都さんの
おふたりの名を「敬称略」とさせてください
「さん」も「くん」も、なんかよそよそしくて
音としては『カタカナ』で呼びたい感じです

春田圭は、春田を演じる田中圭のこと。
牧遣都は、牧を演じる林遣都のこと。


最終話から徐々に公式からのおまけ投下も減り
キャスト、監督も次々と新しい現場に行き
ああ、あのチームは解散したんだなぁと
切り替わりをぼんやりと思っていた

それでもTVerやTELASAを聴きながら通勤し
いわゆるロスをそれほど感じていなかった

それでも、春田圭は

タナカーとなった私は
彼が出るバラエティ番組をゆるく追っかけていて
そこには『春田っぽい』田中圭がいた
共演者と笑いあい楽しんでいてポカポカだ

ところが、牧遣都は

林遣都は『あさイチ』に出ることをたまたま知り
録画しておいて後から見た
そこには『牧っぽい人』はいなかった
もう別の人物の生き様を歩んでいる林遣都だった

それが思いのほか大きな衝撃を私に与えた
ああ、もう、牧が、どこにもいない

そしてかつて似た感覚があったことを思い出した

振り返れば、あの時も

おっさんずラブ（シーズン１）にハマり
田中圭は気になる存在になりかけていた

ところが『あな番』の番宣で
新婚夫婦の『春田っぽい』田中圭の横に
『牧っぽい人』がいなかったのを観て
「え、そこは牧遣都ポジションでしょ？」などと
本気で思い
どうしようもなく寂しくなってしまったのだ

全然物語が違う世界なのだから
そんなことは当たり前で
頭では分かっているのだが
感情がこんなふうに動くなんて
正直自分で自分に引いた

『春田』の横には『牧』がいないのは寂しい
隣にいるところを観たい
ただ、それだけなんだ

ふたたび、春田と牧の空気

リターンズの『春田と牧』は最強だった
お互い今までいろいろな役を演じてきたのに
この５年、同じ時間が流れていたと感じるほどに
確かなものがそこにはあった
どうしようもない多幸感を得て
その喜びを叫びたくて
noteを書く衝動に駆られたほどに

ふたたび、春田と牧の喪失

そして放送が終わり
再び『春田』の横に『牧』がいなくなってしまった
おっさんずラブのロス…というより
『春田と牧』の喪失
この寂しさに気づいてしまったのが
先程記した『あさイチ』の林遣都だったのだ

春田圭と牧遣都は、今、この瞬間
どこにもいないんだ



OLRが始まってから、回を追うごとに
他の作品や自分の好きなマンガや本を
読めなくなっていた
単純に年度末の忙しさもあったが
OLRでの幸せをほかの物語で薄めたくなくて
無意識にそうさせたのかもしれない

これから、望むもの

こうして書き出してみて
自分が本当に欲しているものに気づいたら
心が落ち着いてきたみたい


幸せが薄まることは、決して、ない
あのふたりは、そう、もう大丈夫なのだから


田中圭と林遣都には
これからますますいろんな役をやってほしいし
そんな姿を観ていきたい
これは本当の気持ち
（秋斗を通してタナカーになった自分は
　それはもう、変幻する様を求めてる）

でもまた『春田と牧』と会いたい
これは本当の欲望
ただ、もう、連続ドラマとしては求めてなくて
無理を承知で願うなら
スピンオフくらいのボリュームで
『春田と牧』に逢えたら嬉しい
公式による二次創作みたいな、贅沢
そうなったら、とっても、幸せで悶絶する


これから先、思い出だけになったとしても
この時間に息吹いていたことは確かだし
それは心にずっと住まわせておいて
自分も恐れずに別の物語にも目を向けよう、と思う
彼らが本業で別の人生を歩み始めたように



『春田と牧』はファンブックと円盤がこれからだし
「別の世界」は
林遣都の情熱大陸と（もう怖くない）
田中圭の過去作が待っている（いろんな姿観たい）

けど、さいごに欲望のまま、ひと叫び

田中圭の春田と
林遣都の牧が
もっともっと観たーーーい！


このふたりに会えたことは本当に奇跡なんだな
同じ時代に生まれて幸せでした


＊＊＊

追記１

情熱大陸、OLRの時も密着してたんですね
さらに楽しみ…！


追記２

円盤の特典映像がご褒美すぎる…！
スピンオフ全収録もだけど
一緒に第一話観るってなになになに

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