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QRコードは略称じゃない! 正式名称。

最近急にPayが出てきた、と思ったら。コロナによる非接触ということでさらにキャッシュレス決済が進んだ。

すごいのは、QRコードは金銭の取引にまで使われるほど画期的な発明であるということ。

つい数年前まではバーコードしか知らなかった世界が嘘みたい。

【まず結論】

QRコードはデータ修復機能があるから最強

【本題】

バーコードを乗っ取る勢いのQRコード。優れている点は大きく3つ。

①バーコードの1/10のサイズで同じ情報を入れられる。

②汚れてもデータ修復が可能

③360度どの向きからでも読み取り可能!

だけどこれはもともと、一般的に普及させるために作られたものではない。


❶誕生エピソード ハッピーバースデーQRコード♪

もともと、トヨタの自動車をつくるための部品工場で生み出された大発明💡

それまでは部品をバーコードで管理していた。しかし、問題が2つ。

・機械油や切くずなどがよく付着してしまい読み込めない!

・部品の向きがバラバラで読み取るのが大変!

そこで素早く読み取れる、という意味でQuick response(クイックレスポンス)と名付けてQRコードと呼ばれるようになった。ただ、名称登録する際にはQRコードを正式名称として採用したため、略称というわけではない。

QRコードが優秀すぎて、工場を飛び出して世界中で大活躍することになった。


❷本のバーコードはなぜ2つ?

紙で本を買うと、バーコードが2つついていることに気づく。

この理由は、本ならではの売り方にある。

普通、お菓子などはグリコや森永などのメーカーが作ったものを、イオンやヨーカドーなどの小売店が買い、値段を決めて客に売る。

本の場合は、出版社が値段を決めて、本屋はその価格で売る。売れなければ返す。本屋にとってみれば、本の値段をお店で管理しなくて済む。

2つあるバーコードのうち、上のバーコードには国名や出版社の番号が割り振られている。下のバーコードは値段の情報が入っている。

【余談】

本屋と古本屋では、本の管理が違う!

例えば、鬼滅の刃の単行本1巻を2冊売っている。

本屋の場合、2冊とも同じIDの商品で、在庫が2つだとわかっていれば良い。

しかし古本屋では、この2冊を別の2冊として管理しないといけない。理由は、汚れ具合などが違い値段が変わってくる可能性もあるから。


チロルチョコは20円のわけ

「1000円あったら何する?」「うまい棒100個食べる」

という会話がよくあるけれど、もしチロルチョコが10円だったらうまい棒ではなくチロルチョコだったかも?笑

チロルチョコはもともと10円で売られていた。

しかし、およそ50年くらい前にバーコードを使い始めた頃。10円チロルチョコのような小さいサイズではバーコードが貼れなかった。

だからバーコードが貼れるサイズで売るために、大きくして20円になったらしい。


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