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人生のPolicyは『Just Keep Going!』|二次面接官ってどんな人?気になる面接のポイントについて

■はじめに

今回はLIFULL seniorの人事責任者であり、新卒採用で二次面接を担当する恒広さんにインタビューをしました!
面接で見ているポイントや大事にしていることを詳しくお話いただいています。

二次面接を控えている方は必見です。

ぜひご一読ください!

■二次面接官について

管理部 人事責任者
恒広 訓子(つねひろ のりこ)

経歴
千葉大学工学部卒業後、エンジニアとして就職。
20代で人材業界に転職し、人事責任者として大手人材会社の組織形成に携わる。人事として様々な経験を積んだ後、事業拡大フェーズの環境を求め、人の魅力を決め手に2021年に株式会社LIFULL seniorへ入社。

業務内容
人事責任者として、事業戦略に基づいた
・採用を通して組織や人事基盤づくり
・教育施策の整備
・コミュニケーション活性
・人事制度の改訂

その他(社外での活躍)
・『日本ウィメンリーダー協会 副代表』
http://jwl-a.org/
・『日本フェムテック協会 顧問 兼 CFTOプロデューサー』
https://j-femtech.com/

■二次面接について

ーーー二次面接で重視するポイントは?

そうですね。2つポイントがあります。

1つは、『ビジョンへの共感』をしっかり確認しています。
LIFULL seniorが取り組む社会課題への挑戦というのは、とても大変なことです。
例えば、社会貢献というと感謝される仕事をイメージする方も多いかもしれませんが、実際は日々「ありがとう」と言われる仕事ばかりではありません。

「老後の不安をゼロにする」というビジョンのもと、わたしたちが取り組んでいる社会課題解決の壁は厚く、とても高いものです。
そこに対して信念を持ち、やり続ける覚悟があるかという『ビジョンへの共感』は特に大事にみていますね。

もう1つは、学生の皆さんの描く「キャリア」ビジョンや「ライフ」ビジョンに対して、LIFULL seniorへの入社がどうプラスになるのか、という『マッチ度』をみています。

みなさんにも「将来こんなことをやりたい」「10年20年後こんな自分になっていたい」といった夢があるのではないでしょうか?
LIFULL seniorへの入社がその夢の実現に向けた第一歩になるのかということは、とても大事なことだと考えています。

夢の実現のためには、10年後20年後LIFULL seniorを卒業する選択もあるかもしれませんが、夢に近づくための成長とLIFULL seniorのビジョンも実現してほしいのです。

面接前には、自分が理想とする姿の深堀りをとことん行ってもらいたいですし、面接では、その理想が実現できる場なのかを判断するために、LIFULL seniorという会社をしっかり理解してほしいと考えています。

お互いのマッチ度が重要だと思うので、私からはたくさんの情報提供をするようにしています。
私たち面接官のポリシーとして、学生の皆さんが知りたいと思っていることに必ず答えて、多くのことを持ち帰ってもらいたいです。
そのために「どんなことを聞きたいのか」「どんなことを解決したいのか」という質問をし、二次面接で学生みなさんの聞きたいと思っていたことを確認するようにしています。

LIFULL seniorに入社することがその学生さんにとってベストなのかをみるのはもちろんのこと、情報提供することで、学生さんにも見極めてもらいたいですね。

ーーーなるほど!こちらがジャッジするというよりも、お互いのことを知ることが目的なんですね。質問項目は特に決めていないんですか?

そうですね。基本的には決めていないです。

実は、私にもみなさんと同じ世代の娘がいるんです。
コロナ禍で受験も大変でしたし、思い描いた大学生活が送れない環境だったんですよね。
そんな娘を身近でみていたので、新しいことにチャレンジできなかったり、学業以外で成長する機会が少なかったりした方が多いのではないかと思っていて・・・

例えばですが、大学生時代にやれることがなかったのであれば、そのときにどんなことを考えていたのか、どのように過ごしていたのかを聞いています。
また、中学や高校でどんなことに取り組み、そこで学んだことが今の自身の変化にどう繋がっているのかを聞くこともありますね。

大事にしているのは経験や成し遂げたことではなくて、「どんなことに興味があって」「どんな自分になりたいのか」なんです。

まだ明確な答えがない人もいるかと思います。
でも、就活ってどんな自分になりたいかをぼんやりとでも考え始める時期だと思うんです。

これまでの人生のどこかに自分の琴線に触れることがあったり、「ここをがんばりたい」と思ったきっかけが誰にでもあるはずです。
そこを質問することで、皆さんの価値観に触れて、目指す姿を深く知るように心がけています。

■共に働く社員について

ーーーLIFULL seniorで活躍されている人の特徴はありますか?

当事者意識の高い方が活躍されていますね。
先程もお伝えしたとおり、社会課題を解決するって簡単に解決できるものではありません。
なので、「自分が取り組んでいくべき問題だ」という意識がすごく重要になります。

当事者意識を強く持っていると、介護の原体験がなかったとしても日々の仕事を自分ごとに置き換えて頑張ることができます。
「世の中ためにもっとどんなことをしたらいいか」といったアイディアも浮かぶんですよね。

あとは主体的であることも大切です。
まだまだ小さな組織なので、自分でやれることってたくさんあると思っています。
「もっとこうなったらいいな」というアイディアを出したり、自ら動いたり。そういうことができる方がどんどん新しいことにチャレンジしてくれていると感じます。

LIFULL seniorには新しいチャレンジを後押しをする上司もいるし、仕組みもあります。
その中で必要だと思うことを自分の意見として発信していけることは、とても重要だと思いますね。

ーーーなるほど!面接でも当事者意識の高さや主体性のある学生が高評価を得ているのでしょうか?

そうですね。
自分の意見をしっかり伝えてくれるとか、何をしたらいいかを自分ごととして考えて動けるかとか、そういう部分が面接で見れると入社後も色々な場面で自ら動いてくれるんじゃないかなと期待できるので、ワクワクします。

■学生へ向けたメッセージ


ーーーこの記事を読んでいる学生へ向けて、伝えたいことはありますか?

面接で学生さんに必ず言っていることは2つあります。

まず、学生の間にできることは今のうちに目一杯やってください!
それは思いっきり遊ぶでも、色んな場所に出掛けていくでも、様々な世代の方と喋るでも、なんでもいいのです。
社会人になると学生時代ほど時間がとれなくなってしまいます。
これはLIFULL seniorに入る入らないに関わらず、どこの会社を選ぶとしても大事なことだと思いますね。

もうひとつあるとしたら、先述に含まれるかもしれませんが、できるだけ本を読んだり映画を見たりしてほしいです。
ビジネス書を読む、PCスキルを身に着ける、などは会社に入ってからいくらでもできます。
それよりも、世の中の動きや色んな感情の人がいることを知って、想像できるようになってほしいと思っています。

人間って、自分の慣れ親しんだ環境だけで成長することが多いと思うんです。
地元の小中高に行き、大学進学で地元を離れたとしても同じ学部・サークル・趣味で集まる人たちと関わっていくことが多い。
そうすると自分の価値観と大きく離れた人と出会うことって少ないんですよね。

でも、例えばLIFULL seniorで介護事業者の方に提案をしたり、高齢者の方の相談に乗ったりするときには、自分とは異なる家庭環境や年齢、ライフステージが全く違う方たちとお話をすることになります。
そのときに、その方の状況を「想像できること」ってとても大事なんですね。

想像力を養うという意味で、たくさん本を読んだり、映画をみたりすることはプラスになります。
そういう時間をもち、自分とは異なる価値観に多く触れることが、人としての幅を広げることにもなりますし、色んな方のお話に共感・理解することの第一歩になっていきます。
ぜひ学生の時間のあるうちに取り組んでおいてほしいですね。

■あとがき

面接では、その方それぞれの考えや価値観を見られているんですね!

学生さんにはぜひ、自分自身の深掘りをしていただきたいです。
そして、二次面接では自身の想いを真っすぐに伝えてほしいと思います。

恒広さん、お忙しいところご協力いただきまして、本当にありがとうございました!


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