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過去は全て、自分を構成する大切な一部である<LIFULL SPACE STORY#4>

<LIFULL SPACE STORY#3>

中3で対人恐怖症に

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「人生の転機は何か?」と聞かれて最初に思うのは、対人恐怖症を克服できたことだ。

僕のLIFULLでの最初の仕事は営業。おそらく今の僕を知っている人の多くは、僕がそう悩んでいたことがあるとは想像もしないだろう。

未来は分からないし、選択しなかった人生を知ることはできない。ただ、対人恐怖症を克服できていなければ、おそらく今の自分はいないし、子会社社長にもなっていないだろう。当時の意識のままだったら僕の人生はまったく違ったものだったかもしれない。

対人恐怖症だったのは、中学3年生の時期にあたる。

きっかけは、ごく些細なことだった。その時の僕はガラスの心で、今思えばそれだけで?と思う出来事が、かなり心の傷となってしまった。

大人になってからその時のことを友人に聞いたが、まさか僕がそんな風に受け止めているとは思ってもいなかったようだ。それくらい当時の僕はコミュニケーションがまともに取れず、臆病で、人ときちんと向き合う事ができていなかったのだと思う。

その後、人と目を合わせて話すことが徐々にできなくなった。授業中は寝て、放課後はスポーツなどをして友人と一緒に遊ぶのだが、遊んだ後も目を見ながら会話をするのが辛かった。そして、そんな自分自身と向き合いたくないのでまた寝るを繰り返し、一日12時間くらい寝ていた。友人たちは、何であいつはあんなに寝るのだろうか?と思っていたと思う。高校生といえば、深夜まで起きているような時期。その時期に起きているのが嫌というのは、かなりのことだったと今振り返ると思う。

そのことで人生で一度だけ、父親に当時の事を泣きながら相談したことがある。

「人の目をみて話すと、自分の顔が歪んでくる感覚に襲われる。こんな自分が嫌だ」と

「結果には原因がある」

昔バイト先の先輩に言われたことがきっかけで当時を振り返ることがあった。

中学2年生で母親が病気で他界。父親は仕事であまり家にいないため、心と心の会話ができず、弱い部分を人に見せることができなかった。

そうなると友達にも気軽に悩みを打ち明けることもできず、悩みは自分で解決するしかない。でも悩みを自分だけで解決することは難しく、結局悩みを放置するか自分は悩んでいないと押し殺していたんだと思う。

対人恐怖症を経験して得たもの

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対人恐怖症の僕にとって、韓国への留学資金をどうやって貯めるのか・・・というのはかなり課題だった。

ボーイやホストなどお酒を飲みながらであれば仕事ができるのか、営業など、自分にとってきつい環境を作るか・・・・・。悩んだ末に、選んだのが、前述した完全歩合制の営業の仕事だった。

対人恐怖症の人間が営業をやるというのは、かなりの荒療治だ。
最初は人の顔を見るのが嫌で、メガネを取ると人の顔が見えないほどの視力なのに、メガネを外して営業をした。

でも営業で大切なのは、相手の反応などを見て判断し、臨機応変な対応をすること。対人恐怖症を克服できなければ、稼ぐことさえできず、韓国留学なんて無理。

意を決して、メガネをかけ、自分をプッシュして営業を続けていくうちに、いつの間にか目を見て話すことに違和感がなくなっていった。営業を始めてから半年くらい経った時だったと思う。最初は「みんなジャガイモだと思え」と言い聞かせていたが、なんでそんな風に考えないと話せなかったのか、自分でも不思議だと思えるようになった。

過去に起こったことは、全て自分を形成する重要な一部だと思っている。
その時はすごく辛かったけれど、対人恐怖症を経験したからこそ得られたことも多いなと思っている。

● 自分の弱さを認めると前に進める(バイト先の先輩の格言「結果には原因がある」をきっかけに自分を見つめ、自分の過去経験からどんな感情だったかを理解することで自分がどういう人間か受け止めることができた)
● 人生は、きつい時・ピンチの時こそ、乗り越えられればあとでチャンスがやってくる、新しい世界が見える
● 人のバックグラウンドやそれに至るまでの経緯を知る大事さ

                      →<LIFULL SPACE STORY#5>

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LIFULL SPACE代表取締役 奥村周平プロフィール
幼少期から転勤族で日本各地を転々としたのち、中学から高校までを沖縄県那覇市で過ごす。大学は突然の思いつきから韓国に。LIFULL(旧NEXT)に新卒で入社し、新規事業提案制度「SWITCH」で優秀賞を受賞。社会人3年目で事業責任者となる。社会人5年目からは子会社化し、LIFULLSPACE代表取締役に。B型で4人兄弟の長男、二児の父。動物占いは「志の高いコジカ」。



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