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私って、あの人のお役に立っているのでしょうか?

「私って、本当にあの人のお役にたっているのでしょうか?」

 カウンセラーやコーチ、コンサルタントなど
人のご相談を受けることが多いです。

真剣に取り組まれる方ほど

 
冒頭のような疑問というかお悩みが湧いて
くることがあります。
 
例えば、
 
・お話を一生懸命きいたけど、その人の本当の
悩みに、手が届いた感じがない
 
・相談者に、解決策を提示したけど
「ふーん」みたいで、納得している感じがしない
 
・「分かりました!」と元気に言われたけど
次回には「やっぱ、無理でした」。行動していない。
 
などなどです。
 
 

私もそういう時が、ありました。

 
「あー、全然クライアントさんの
良い表情が見られないな」
「状況が変わっていないな」
 
がっくり、凹みます。
 
でも、それでいいんです!
あなたが、ベストを尽くしていれば、
いつか相手に伝わります。

 
っと、コーチング業界ではよく言われそうです。しかし現実は、そういうワケにはいきません。
 
特に、無料でなくお金を頂いている以上は。
プロですから、なおさら。
 
リンゴ注文して決済したら、「バナナが届いた!」のと、極端ですが同じだと考えます。
 
 
そういう時に、答えを自分で探そうとしがちです。

しかし、自分では出口は見つかりません。

 
問題と、解決は、相談が受ける側ではなく
「相談をする側」におこっているからです。
 
相談される側が、頑張ってみればみるほど
どんどんずれが生じる可能性があります。
 
そのお悩みを軽減する第一歩。
「まずはここから」のポイントは2つです。
 
 

1相手に聞いてみる

 
ちょっと勇気のいることですが、
相手様との現状の認識をすり合わせることです。
 
私は〜〜のように、あなたの行動が
変わらないと思っています。
あなたは、〜〜の状態をどう思っていますか?
 
などの言い方もあるでしょう。
 
そうすると、相手は、
 
・「いえ、このままで満足していますよ。ある程度納得しています」
・「そうですね。実は、●●な対応にもっと変えて欲しいです」
 
と、相手の認識が分かります。
 
率直に現状の認識を、見直すために
自分目線でなく
「相手」の生の声や考えに触れる時間を、
創ることは大切です。
 
 

2自分の展望図を示す

 
 
相手の現状認識を聞いた後で
 
「やっぱ、そうだったか 〜」
 
とすれ違いに気づく場合もあります。
その時に、ガツンとしながらも「冷静」に
あなたは、
 
「あなたとともに、どこを目指しているのか」
「あなたの要望に、どのように対応していくのか」
 
の地図を用意しておいて(頭の中に)、
それを示すことが大切です。
 
そこを、ご理解頂ける言葉で、説明する必要があります。
 
そして、またその地点から「地図」を作り直すことが可能な場合は、常に更新する真摯さをもつことも大事ですね。
 
今の自分に固執しない、ってことでしょうか。
 
なんとなくの違和感を、言うことは怖い。
しかし、言わない方がもっと怖い。
 
相手の「行動変容」を創るためには、
あなたも「行動変容」をする必要があります。
 
相談者とともに、自分も育っていく覚悟と行動。
 
いつも、懐に携えていたいです。


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