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「想いが湧き上がる」という現象をイメージ図にしてみた


はじめに

今から約10年前に人生の転換期がありました。そのときに「将来のことを考える・描く」といったこととは違う質感の「想いが湧き上がる」という感覚を感じたのですが、その時メモしておいて長らくそのままにしていた手書きの図をイラストにしてみました。

ビフォワー 停滞期

ビジョンを描く、目標を設定するといったある種、能動的な取り組みでは、しっくりこず、停滞感・もどかしさを感じている状態。

(補足)この状態は、以下の記事の「おわりに」で紹介している領域にまつわることとなります。


この状態で必要となる旅

外界での取り組みが、具体的に何かを形づくっていくことに対する内界を、いわば探索するような取り組みが必要となります。

ステップ1 意識を内面に向ける

最初のステップが内面に意識を向けていくこと。上記はイメージ図ですが、左脳的に表現するならば、以下の左側へ掘り下げていくことを表します。

ステップ2 盲点がある私ではない、私として決断する

盲点を自覚した時点で、2人の私がいることになります。1人は盲点に気づく前の私。もう1人は盲点に気づいている私(言い換えれば、異なる視座・立場な私)。このうち後者の私として意思決定することが求められる出来事が起こり、見事その決断をすることができると、結果として盲点になっていた荷物:思い込みが外れていくのです(気球から荷物を下ろされていく)

アフター 必要なベクトルが内側から外側へ

上記の2つのステップを経ることで、内面へ向かう閃きではなく外面で形にすることへ向かう閃きに気がつくようになるのです。これを言い換えると、想いが湧きあがる、ように感じる、といえます。

おわりに

上記のラフ案ができてから数年経って後、U理論を書籍を通じて学ぶ機会がありました。そこで思ったことはここで書かれているフレーム・プロセスはすごいなぁ、よくぞここまで言語化できているなぁということ。今回紹介した内容も言い換えれば、U理論のプロセスと同じです、と言っていい。

ただ、この熱気球と重い荷物のイメージが浮かんだ時は「分かりやすいものが思い浮かんだ!」と気分が上がったので、まぁ、被っていても表現欲求を満たそう、と思い、今成就したのでそれが嬉しいです。

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