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自宅での「オンライン×アートパフォーマンス」LIVE視聴のススメ

オンライン初体験

2020年7月に初めて、オンラインでの
アート的ライブパフォーマンスを体験しました。

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このイベントでは2組のアーティストの方がパフォーマンスを行い、
その後、それぞれのルームに分かれて直接お話を伺えるという構成です。
 
事前情報ほぼなしで臨んだのですが、
パフォーマンスの内容がどちらも個人的にけっこう衝撃的でした。

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私のフォーカスがそういう受け取り方にあったのか、
そういう性質のパフォーマンスだったのか分かりませんが
 
日常生きている中で感じることが滅多にないような感覚
感じることができ、オンラインでもこんなに体で感じられるんだと驚きました。
 
また、
途中で意味を読み解きたくなる思考が働きそうになったのを
何度も押しとどめながら、ひたすら思考を挟まない
生の体験を受け取ろうとしていました。
 
アーティストの方々と
直接話ができたのもよかったです! 

私は声のアーティストと呼ばれる山崎阿弥さん
という方の話を聴いたのですが、 
 
山崎さんが磨き抜かれてきた
「声」について話すことを聴いた時に、 
彼女の捉えている世界が
垣間見えた気がしてすごく刺激を受けました。 
 
同じ情報を文字で読むよりも
本人から直接聴けることで受け取れるものが
全然違うなぁと感じましたし、
 
それらに触れられることは私にとって
精神的な器に歓びが注がれるような豊かなものでした。 

今度はリアルで初体験

先の体験で味をしめた私は
その後11月13日に開催されたパフォーマンスLIVEにも参加。

基本はこの会もオンラインでの視聴が目的だったのですが
現地に行くことができる少人数の枠があったので申し込み、その枠をゲットすることができました。
 
これまでミュージカルやお笑いを観にいったことはありましたが
アートパフォーマンスを観にきたのは初めてでした。
 
メインでパフォーマンスをする人たちは同じで
演目とリアルという状況が違います。
 
前回、オンラインの時は部屋を暗くして視聴することを
オススメされていてそのおかげもあってか、かなり没入できました。
 
今回のリアルでは、演者との距離がかぎりなく近かったり、場合によっては
見ている人の間を演者が通ったり、間で演じるような流れもあったりで
パフォーマンスを観ている自分と、パフォーマンスの中にいて一部になった(ように感じる)自分、観ると観られる、その境界が溶けたシームレスな感覚があったように感じて、とても新鮮でした。

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また、
今回特に印象に残ったのはmizhenという劇場外の場で
演劇を創作するユニットのお2人と、能楽師の安田登さんという方とコラボした演目でした。

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mizhenのお1人が脚本を書かれ、もう1人が安田さんと共に演者をされていたのですが前回のオンラインの時と今回とで共通して感じたのは
まだうまく言葉にできないのですが「生」の生々しさのような感覚です。
 
日々、確かに存在しているのにもしかしたら無意識に避けているような
ないことにしているような、生々しさ。
質感というか。触感というか。
 
私にとっては、そんな「何か」が伝わってくる、
突きつけられるような作品で
個人的に必要な何らかの可能性を開いてくれるものを
毎回届けてくださっているなぁと感じています。

このLIVEの視聴とセットでオススメしたいこと

そんな毎回、刺激的な場を企画してくださっているのは
2019年に書籍「ハウ・トゥ アート・シンキング 」を出版された
若宮和男さんです。

こちらの書籍では「体感覚」「触発」の重要性を語られています。
(アート・シンキング系の書籍14冊読んだ中でオススメトップ2の書籍です!!)
 
私がこの書籍が素敵だなと感じるのは
アート・シンキングというコンセプトを思考的に捉えてもらおう
とするのではなく、理解を促すのではなく、
 
私たちが大人になるにつれ、仕事を頑張るにつれ
接続が著しく弱くなってしまった、自身という生命の源である 語り得ないもの を少しでも体感してもらえるように、言葉や構成を尽くして扱っているところです。(あくまで私見です)
 
すごく乱暴な言い方をすると、
言葉を超えて/捨ててもらうために、言葉を尽くしていると言ってもいいかもしれません。(あくまで私見です)
 
そういう意味で
若宮さんの手がけるLIVEはよりダイレクトに
身体にアート・シンキングが届く機会なのかもしれません。
 
また、このLIVE自体はぜひ一度、体験していただきたいのですが、
一度よりも二度、そしてLIVEだけなく、書籍もご覧いただきたいです。
 
そうすることによって、アート・シンキング的なコンセプトを
コンテクストとして体験できるようなり、
パフォーマンスを消費するのではなく、自身の人生における何らかの生産へ還元する機会にすることができると思うからです。
(もちろん消費が悪いということではないのですが)

そのLIVEはいつ観れるの?

なんと幸運なことに直近で
LIVEを体験できる機会があります。
 
しかも、2回分で1,100円!
時間が空いている方はぜひ体感してみてください!!

いずれもオンライン開催
(1)2021/1/17(日) 19:00〜20:30 山崎阿弥+マイケル・スミス-ウエルチュ+カール・ストーン
(2)2021/1/31(日) 20:00〜21:30 藤原佳奈+李そじん+南川朱生  
 
■各回の内容
アートパフォーマンス 60min
アーティスト・主催者とのアフタートーク 30min

※Zoomのミーティング機能を使用します。カメラはONでご参加ください。
※アフタートークではマイクもONにしていただき、直接アーティストとお話しいただけます。

それぞれの詳細及び、お申し込みはこちらから。


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