本当の意味で「一緒にいる」とは？

一緒に居るということは
相手の言葉だけではなく、
気持ちだけではなく、実在と一緒に居る、ということ。

一緒に居るということは
自分の言葉だけではなく、
気持ちだけではなく、実在と一緒に居る、ということ。

相手のことを
よく見て、よく聴いて、よく感じながら

私自身のことも、
よく見て、よく聴いて、よく感じる。

この２つが共存している状態こそが
一緒に居る、ということ。

一緒に居る、からこそ得られる
「安心感」「やすらぎ」「満たされている感覚」
がある。

それは言ってみれば
心の空気、いや、精神の空気と言ってもいい。


表向きは充実していても、幸せそうに見えても
根底では渇きを感じている人がいるとしたら

その人が求めていることは
一緒に居る、ということだと思っている。

根本では自分自身と一緒に居られていないから
渇きを感じているんだ。

その渇きに潤いを与えるのは
間接的には一緒に居てくれる人であり、

直接的には
一緒に居てくれる人が引き出してくれた私自身である。