こんにちは、自分のシゴト構築コーチ 梅崎靖志です。

起業して、軌道に乗せるために必要なことはたくさんあります。

このマガジンでは、

梅崎が自然学校を起業して軌道に乗せる上で、
大切にしてきたことを選りすぐりました。


あなたの好きで得意なことを活かして、
人と自然の役に立つ「自分のシゴト」を、
軌道に乗せるのに欠かせない7つのポイントを
お伝えしていきます。


各記事には、課題がありますので、ぜひ取り組んでください。

ご質問もお寄せください。
記事の中でお答えしていきます。

梅崎の「自分のシゴト」についてご紹介!

現在は、「自分のシゴト」構築コーチの活動と並行して、
富士山の近くで「風と土の自然学校」を家族と一緒に運営しています。

だから、梅崎の「自分のシゴト」は、
「自分のシゴト構築コーチ」と、「風と土の自然学校」です。

ちなみに、自然学校のテーマは、「自給自足的な循環する暮らし」。
対象は、おもに大人です。


僕のバックグラウンドは、自然体験を通じた「環境教育」。

独立する前の2003年頃から、自然と調和した暮らしを切り口に
さまざまな講座やワークショップをしていました。

参加者さんには、ライフステージの節目にいる人も多く、
もっとお役に立つためのスキルが欲しいと思い、
2010年にコーチングを学びました。

そして現在は、暮らしと仕事の両面から、
「自然と調和した自給自足的な暮らし」の実現をサポートしています。

完全に独立したのは、2011年。

講座を企画して募集する度に、参加者さんが集まるか不安でした。

参加申込みが続けばよろこび、なかなか申込みが入らなければ、不安になり・・・。

起業してから軌道に乗るまで、その都度必要なことを学び、実践を繰り返してきました。

そして、集客が少しずつ楽になり、売上も安定するようになりました。


自分のシゴトをカタチにするには?

・自分の好きで得意なことをいかして、自然や人の役に立つ仕事をしたい。
・田舎に移住して自然を感じて暮らしたいけど、仕事がネック・・・。

自然学校の活動を通じて、こうした思いを持つ方たちとたくさん出会いました。

「うめちゃん(梅崎のニックネーム)みたいなライフスタイルを、私もしたいけど、どうしたらいいの?」

そう聞かれることもありました。

うまくいった大きな要因をひとつあげるとすれば、
それは、学び続けたこと。

ビジネスモデルの作り方、マーケティングの方法、
お申し込みをいただける情報発信のスキルなどなど。


組織に所属していたときには、自分でやらずに済んだことも、
一人起業なら、すべて自分でこなさなければなりません。


でも、こうしたビジネススキルは、
自己流ではなかなかうまくいきません。

基本を学び、実践すれば、
迷路に迷い込むこともありません。

試行錯誤したり、一人で悩んだりして、
時間を浪費するのを最小限におさえることができます。

起業は、軌道に乗るまでに時間がかかります。


ゼロからスタートした場合、最初の売上が上がるまでに、半年以上かかるケースもざらです。


1年で安定した売上をあげられるようになったとしたら、かなり順調です。
軌道に乗せるまでには時間がかかると覚悟してしっかり取り組みましょう。

もし、あなたが、お勤めをしているなら、
今のうちから準備を進めておくこといいですよ。

固定収入があるというのは、それだけで心強いもの。
起業の準備をしっかりしてから、勤めをやめても遅くはありません。

自分のテーマで起業したいと考えているなら、このマガジンがきっとお役に立つはずです。


「自然体験なんかで、食っていけるのかい?」


僕は、大学時代に「自然体験を通じた環境教育」と出会い、
「これだ!」とピンと来ちゃったんです。


ところが大学4年生の時、指導教授からこう言われました。

「梅崎くん、環境教育なんていう、海のものとも山のものともわからないものを仕事にして、やっていけるのか?」

今から、30年ほど前のことです。


当時は、自然体験をテーマにした仕事はまだまだ少なかったので、当然ですね。


それでも、ラッキーなことに、とある市立の自然体験施設で仕事を得て、自分がやりたいテーマで、社会人生活をスタートすることができました。

地方公務員でしたから、職種にこだわらなければ、役所内で異動しながら、定年まで仕事をすることもできたでしょう。


でも、

「ずっと環境教育に携わっていたい」

だから、「いつか独立しよう!」


そう思っていました。


結局、公務員は4年で卒業して、環境教育施設などの調査や計画をしている環境コンサルタントに転職します。


とはいえ、

どうすれば独立できるのか?

どうやって売上を上げていくのか?


具体的なカタチはまったくわからず、道筋は見えていませんでした。


「自分のシゴト」最初の難関とは?


独立しよう、という氣持ちはあるし、方向性も決まっている。


でも、

「なにをテーマにやるの?」


これが最初の難関でした。

というのも、

「自然体験を通じた環境教育」といっても、
対象は、子供から大人まで、いろいろ。

フィールドも、水辺から山、里など、さまざま。


扱うテーマも、

自然の観察や調査などの科学的なアプローチから、

カヌーやトレッキング、五感を使った自然体験まで、多種多様。


なにをやってもいいので、選択肢は無限です。


自分だからできることって、何なのか?

そもそも、自分はなにをしたいのか?


まず、ここで悩みました。

そして、次の難関が、集客です。

どうすれば、参加者を集められる?

2011年に、富士山の近く、山梨県都留市に拠点を移しました。

そこで、事業の柱として企画したのは、
年間講座「自然農と手づくり循環生活 実践コース」。


1年間の連続講座です。


自分では、「絶対に面白くて、いい講座になる!」

と思っていても、
参加者を集められるかどうかは、やっぱり不安です。


僕自身、

「自給自足的な暮らし」をテーマにした講座で教えてきた経験はあっても、
「風と土の自然学校」としての実績は、ほぼゼロ。

だから、信用されないのではないか、とか思うわけです。


しかも、年間講座だから参加費も10万円以上。


「本当に申し込みがあるかなぁ?」


内容に自信があっても、本当に申し込んでくれる人がいるのかどうかは、まったくの未知数。


「きっとうまくいく」という思いと、
「やっぱり難しいかもしれない」という思いが交錯していました。


だから、
1人目のお申し込みをいただいた時は、本当にホッとしました。


うれしい!、というより、

ホッとした、という感じでしたね。


そして、「たとえ参加者が1人でもやるぞ!」
と心が決まったのを、いまでも鮮明に覚えています。


結果的に、第1期の年間講座は、
15名の方からお申し込みをいただき、満席でスタート。


それ以来、毎年開催している
「風と土の自然学校」の主要な講座となりました。


起業家マインドにスイッチを入れる


起業した当初は、依頼なんて来ないから、自分で仕事をつくらないと、やることがありません。


もし、依頼が来たら、とてもラッキーだけど、来るか来ないかは、わからない。


だから自分で、仕事を作る。

これが基本です。


自分のシゴトは、

自分が動かないと、何も始まりません。


そして、

新しい事業を立ち上げるのは、それなりに時間がかかります。


だから、SNSやブログで発信しても、はじめは反応がありません。


ここでくじけてしまうと、前に進めないのですが、
それでもあきらめずに発信を続けていると、
少しずつ反応が出てきます。

このことを、しっかり覚えておいてくださいね。


ゼロからスタートした場合、結果が出るまでに、
最短でも半年から1年はかかります。

もちろんこれは、きちんとポイントを押さえて準備した時の話し。


自己流でやると、あまり意味のないことを頑張ってしまいがち。
だから、この何倍も時間がかかり、
「やっぱり無理」と勘違いしてしまう人がいます。


そう、勘違いですよ。

きちんとポイントを押さえて行動すれば、結果は出ます。


ちなみに、自己流で結果が出せる人はゼロではないけど、ほとんどいません。

たまたま結果が出ても、継続できる人は本当に少ないのが現実。
継続できても、低空飛行。


自分一人で頑張って、なかなか結果が出せずに、貯金だけが着実にジリジリと減っていくのは、精神的にきついものがあります。


だから、基本をきちんと学んで実践するのが、成功への近道です。

ちなみに、
「すぐに簡単に、最速で結果が出る」みたいなのは、小手先なので、すぐに使えなくなります。

このマガジンでは、地道に、着実に、安定した結果をつくるために必要なことをお伝えしていきます。


言われたことをやる、というのは、従業員マインド。


自分で考え、自分で動き、工夫しながら仕事を作る。
これあ、起業家マインドです。


ぜひ、あなたの起業家マインドをオンにして、取り組んでくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?