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セルフケア・ゾーンを意識する習慣を身に付ける

こんにちは、すぱ郎です。

 今回はリワークに参加している間に作ったレポート資料を読み返して、これは大事だなと思った事を簡単にnoteにまとめてみる事にしました。

今回は「セルフケア・ゾーンを意識する」がテーマです。

ヘッダーの画像が自分が作成した図です。「安心ゾーン」「セルフケア・ゾーン」「魔法が起こるゾーン」の3つが描かれています。

 復職を目指している人にとってみると、「安心ゾーン」は休職中の状態、「セルフケア・ゾーン」は安全な範囲で段階的に復職を実践している段階、そして「魔法が起こるゾーン」は、休職前もしくはそれ以上のパフォーマンスを仕事で発揮する段階、と言えなくも無いかと思います。

 重要なポイントとしては2つあると思っていて、1つはそれぞれの円が重なっているポイントに自分がいると感じている間は、冷静に自分の状況をモニタリングして、必要に応じてひとつ前の円に戻れるようにしておく事は自分を守る上で大事、という事です。

もう一つは、円と円が重なっている間に自分が置かれていると感じている状況下では、色々な心の揺らぎが起きても仕方がないと考える事です。

 休職から復職に至った人の多くが、「また元通りに働けるようになりたい」と考える事はごく当たり前の事だと思います。

しかし、自然に何の問題もなくそこに戻れる人ばかりではないと私は思っています。

 自分の今置かれている状況を冷静に見極めて、どの円の中に自分がいるかを認識し、次の円に自分が入ろうとしている時は、色々と気分の波や揺らぎが起きても当たり前だと認識する事は、自分を守る上でとても大事な事だと思います。

 多くの復職者は、それまで意識していなかった自身の「セルフケア・ゾーン」を復職してから意識するようになっていると思います。

 しかし、いつまでもずっとそこにいる事を職場環境が許してくれるとは限りません。

どうしても、不安を抱えながらチャレンジしないといけない事もあると思います。

 そんな時にこの「セルフケア・ゾーン」を意識して、自分が今そこから離れている事を自覚し、危険を感じたらそこに戻るように行動する事を自分を守るためにきちんと意識する事は、とても大事な事だと思います。自分の心の恒常性を保つために行ってきた事をきちんと実践できる気持ちの余裕があるかなど、自分が「頑張りすぎている」とみなせる基準を作っておくことはとても大事な事だと思います。

 気付いた時に、「魔法が起こる」ととても素敵ですが、当然その裏にはリスクもありますので、自分を守るために常に「セルフケア・ゾーン」は意識しておくようにしましょう。

人生は長いので、少しずつ、一歩ずつ前進できればいいなと思えるように。そんな感じで今を生きていければいいなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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