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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2018年5月の記事一覧

【感想文#01】「大丈夫、働けます」成澤俊輔(著)を読んで

 パプアニューギニア海産の武藤北斗です。  僕たちは自主性を尊重した働き方を模索し実行する中で、障がいを持った人たちとどうやって共に働き、生きていくかという事を考え始めました(詳細はこちら)。  今回はそんな僕がとても興味深く読んだ書籍を紹介します。僕らの働き方や考え方に共感してくださる皆さんには特に読んで欲しいです。 「大丈夫、働けます」成澤俊輔(著) 著者の成澤俊輔さんは就労困難者支援の専門家で、それに特化したNPO法人の理事長をしています。ご自身は網膜色素変性症で

何者であるか、を手放せ。

自分が何者なのかなんてわからなくていい、どうだっていいことだ。 他人にある程度を説明できる肩書みたいなものは必要だけど、それによって自分を語りつくすことなんてできない。だって、その肩書は、自分のほんの一部でしかないのだから。 だから、何者かになろうとして、”その肩書”を得たところで、何者かになれているのだろうか。手段としての肩書であって、目的ではないはずだ。その言葉に振り回されてしまっている、もっと言えば、他人の目を気にした言葉にすがってしまうというのは若者が通る道なのか

江國香織さん「ラジオ版学問ノススメ スペシャルエディション」

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確かに「あった」過去は消えない

何年も前の恋人は、男女の友情を信じないタイプの人だった。共通の知人ですごく仲の良い男女を見て、「あの二人絶対怪しい」と疑うので、彼の周りにいる女友達は彼にとって“友達”じゃないのかな、と思うとすごく不安でもあった。 私はというと、昨日のnoteにも書いたようにもともと男の子になりたいと思っていたので、友情に男女の意識をもったことは特にない。当時の彼に「男女で仲のいい友達ってありえるんだよ」と言っては、絶対ないといわれて不機嫌になっていた。 ある日、“あの二人”が付き合うこ