復習はどれだけやってもやりすぎることはない
■最近実践していることがあります。
それは誰かと会話をした後に
その会話を振り返るというものです。
振り返りをすると、
とても多くの気付きを
得ることができます。
■まず、前提として把握しておきたい
ポイントについてお話をしていきましょう。
それは、
私たちは会話をしている時は
客観的に物事を考えることが
できないというものです。
と言っても、これだけではイメージが
わきづらいかと思いますので
具体例で考えていきましょう。
■例えば、あなたが吉野家の
アルバイトの面接に行ったとします。
お店に入り、店長が迎えてくれます。
そして面接がはじまり、
店長から質問がきました。
その内容は、
なぜ吉野家で働こうと思ったのですか。
というものです。
■この質問に対してあなたは
どのように答えるでしょうか。
一番わかりやすい答えは
牛丼が好きだからというものになるでしょう。
では、なぜ牛丼が好きだからという
回答になったのか考えてみましょう。
牛丼が好きと言った理由は
色々と考えられるかと思いますが、
一つの可能性として店長が「吉野家」という言葉を
使ったからと考えることはできないでしょうか。
すなわち、吉野家という言葉が頭に入ると
吉野家という言葉から牛丼が連想され
そこから牛丼という言葉が出てきたのです。
■ちなみに、すき家を経営しているのは
ゼンショーホールディングスという会社ですが、
すき家の面接に行った時、
なぜゼンショーホールディングスを選んだのですか
と言われたら、
すぐに牛丼がイメージされることは
ないのではないかと思います思います。
それほどに、私たちはある言葉を起点として
多くのイメージが生まれてきてしまうのです。
■そう考えると、実際に会話をしている段階においては、
私たちは客観的に自分を見ることが極めて難しく、
その時々に発している言葉をきっかけとして
会話が進んでいくことになってしまうのです。
これこそが後で自分の会話を
聞き直さなければいけない理由です。
自分で行った会話を後で聞き直してみると
必ずと言っていいほど改善点が
みつかります。
■この改善点を認識し、
改善を繰り返すか繰り返さないかで
成長の度合いが劇的に変わってくると思うのです。
誰かに対してアドバイスなどをしている方は、
とりわけ会話の後の振り返りを
意識して実践してみると良いかもしれません。
小学校の時に習った復習の重要性。
これを改めて感じるとともに、
愚直に実践し続けることで、
成長につながっていくと言えるのでは
ないでしょうか。
●今日の動画(【1日3分】本から学ぶ 人生のヒント)
人生を好転させるために意識すべき2つのポイント【斎藤一人著:仕事と人生】より
YouTubeでは、【1日3分】本から学ぶ 人生のヒントというタイトルで毎日動画をアップしています。
本を読み、その本の中で最も大切と思われた内容を3分前後でまとめてご紹介しています。
YouTubeで「【1日3分】本から学ぶ 人生のヒント」というチャンネルを運営しています。 https://www.youtube.com/channel/UCQ2YTM7XzXjhuVXXueE7FZw