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批判が人を成長させてくれる。というお話

■今の時代、
怒られたり叱られたりする機会が
どんどん減っている気がしています。

会社では、厳しいことを言われると、
パワハラだと訴える人も
増えているようですね。

■もちろん、
相手の人格を否定することであったり
相手を傷つけることを言うことは
許されることではありません 。

この流れはこれからも
加速していくことになるかと思います。

そういった意味では、
昔のような体育会系な気質は
どんどんと薄れていくことでしょう。

■それはそれで良いことだと思いますが、
個人的には弊害も発生する可能性が
あるのではないかと考えています 。

そのようなことを思ったきっかけは、
昨日参加した、とあるセミナーです。

■そのセミナーでは、
新しい気づき学びを得るにはどうすれば良いのか、
という点について説明されていました。

より分かりやすい表現をするならば、
ビジネスアイデアを見つける方法
と言ってもいいかもしれません。

ビジネスアイデアが
すぐにパッと思い浮かぶ人もいれば、
何日間もかけてじっくりと考えながら
アイデアを練っていくという
場合もあるかと思います。

いずれにせよ、
簡単にアイディアを出すことは難しいというのが
今の世の中の基本的な
共通認識ではないかと思います。

■しかし、そのセミナーに受講したあとは
あるルールに則って考え方を
整理していくだけで
どんどんアイディアが浮かんでくるのです。

この時、新しいアイデアを出す上で
重要なポイントの一つが批判です

■批判というのは、
私たちが目を背けるものであり、
自分の認識から目をそらす部分
です。

つまり、自分の意識の外に
存在しているもの
ということができます。

ただし、意識の外に置いていたとしても
心のどこかではその批判が気になっているもの

全く的外れな批判や意見であれば、
そもそも怒ったり気分を害することは
あまりない
からです。

■つまり、意識の外にあったとしても
自分自身から完全にその批判を
取り除くことはできないんです。

そして、この批判に対して
正面から向き合う事によって
新しい気づきや学びが生まれてくる

というのがそのセミナーの一つの考え方でした。

実際に自分のマイナスな部分に目を向け、
正面から向き合うと、
自分自身の本質が見えてくる気がしました。

■表面的には明るく振る舞っている人は
実は心の中では常に孤独を感じると
いったことを聞いたことがありますが、

もしかすると、相手からの批判というのは
自分自身の本質
と言えるかもしれませんね。

だからこそ、相手の批判というのは
大きな成長や気づきのタネになるのです。

■しかし、誰からも批判をされなければ
そういった自分の本質と向き合うこともできません

結果として、孤独を感じながらも
表面上は明るく振る舞うということを
ずっと続けていくことに
なってしまうかもしれないのです。

■自分が目を背けたい所に目を向けるかは
その人のメンタルの強さにもよります。

ですので、
無理に批判に目を向ける必要は
ないと思いますが、
一つの考え方として自分のマイナスな部分に
正面から向き合うことを意識しても
良いのではないでしょうか。



●今日の動画(【1日3分】本から学ぶ 人生のヒント)
好きな仕事を探す前に意識すべき一つのポイント【中越裕史著:好きなことが天職になる心理学】より


YouTubeでは、【1日3分】本から学ぶ 人生のヒントというタイトルで毎日動画をアップしています。
本を読み、その本の中で最も大切と思われた内容を3分前後でまとめてご紹介しています。

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