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フォロワー数が映し出す現実と虚構
ここのところ多少なりともTwitterのフォロワーさんが増えて思うことがある。フォロワー数によって、みんなぼくのことを過大評価しているように思えるのだ。
フォロワーが100人のときは見向きもされなかったのが、1000人を超えてくるとリプライしただけで異常に感激されたりする。
ひとはフォロワー数を盲信し、錯覚するのかもしれない。フォロワー数が多ければ、すごい人なんだ!と思い込む。特に、ぼくは人材業界のインタレストグラフに属するので、仕事ができる人のように思われているような気がしてならない。
フォロワーが多いから、この人仕事ができてすごい人なんだろうなあって思うのはやめたほうがよい。
ぼくのフォロワーが1000名から2000名に増えるのに1、2か月だったと記憶しているけど、その間にぼくの付加価値がどれだけ上がったかって、ほとんど上がっていない。フォロワー数の増加とぼくのパフォーマンスはまったく相関していない。
きっと、フォロワー数が多くて期待してリアルで会ったけど、イメージが全然違ったり、幻滅したって人少なからずいるんじゃないだろうか。
では、フォロワー数とはいったいなんなのか。多くのフォロワー数を有するインフルエンサーとは何者なのか。
Twitterもメディアな訳だから、そこには結局のところ脚本とか装飾、演技性が入り込まざるを得ないし、そういう意味で、ツイートというのは“現実と虚構のサラダボール”のようなものなのかもしれない。
そして、そこから生まれるフォロワー数というものも“現実と虚構”なのであり、Twitter上でみなさんに投映されるぼくという存在も、きっとみなさんのイメージ通りなのかもしれないし、そうでないのかもしれない。
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