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わたしがitiを選んだわけ

人はみんな理由を持って選択している。
「なんとなく」美味しそうだったからこのお店に入った。「なんとなく」素敵だったからこの人たちと一緒にいることにした。「なんとなく」今までやってきたからこの仕事を選んだ。

今回のタイトルは『この仕事を選んだわけ』で、たまたま仕事にクローズアップされてるけど、みんないつでも選択をして今を選んでる。

わたしも、今年の7月にフリーランスという働き方を選択して、ウエディングとインテリアコーディネートの仕事をしています。でも「なんとなく」ではなく、これからの未来を描いて選択しました。

でも当たり前に慣れてしまうと、「なんとなく」の選択になり、その選択を何故したのか見えなくなることがたまにある。

わたしが今入会しているオンラインサロンのitiは、そんな「なんとなく」の選択を見つめ直すことができる、不思議なサードプレイスです。今回は敢えて仕事ではなく、このオンラインサロンについて選択した理由を書いていきたいと思います。

何者でもない自分への恐怖感

ちょうど一年前の2020年12月、わたしは約6年近くいた会社を退職しました。綺麗な建前上の理由は、翌年の6月にオーストラリアへ見たいウエディングを見るためにワーホリをするため。

でも本当は限界だった。新事業の中心メンバーとして、誠心誠意で立ち上げて、やり切った想いとこれから事業をどうしていくか、求められる自分になれなくて、毎日できない自分を責め続け、最終的に心療内科に通ってなんとか会社に行くという日々。

結局、会社にお願いをして昨年末で退職をさせて貰い、肩書きも会社員でもない、わたしになりました。
ただあったのは、ぼんやりでもあるジモトへの恩返しと空き家を活かしたまちおこしをやりたい想い。
そして、学んできたサステナブルやエコへの想い。
それらの想いを活かせる場所だと思ったのがitiでした。

土の時代から風の時代へ

10代から20代前半のときは、何百万もかけていわゆる起業塾に通ってました。でも25歳のとき、わたしは「本当にこれがわたしがやりたかったことなのか」わからなくなり、一旦そういった世界から離れることにしました。

今でも目に見える資産形成を求めてしまうときもある。でも、目に見えにくい価値(人とのコミュニティーや、その人としか味わえないお金には変えられない体験)のほうが私は大切にしたい価値観だと思い、右にならえのオフラインの繋がりから、近い価値観を求めて、初めてオンラインサロンに入会しました。

月額を払ってでも得たいものとは

コロナになり、色々なコミュニティサロンがあると思う。itiも、2種類あり、わたしはより深く学べて繋がれる方を選択した。

決して安い金額ではないと思う。目に見えやすいお金が増えるとか、ジムみたいに痩せるとかではない。
でも「なんとなく」で生きる自分を終わらせたかった。これからやってみたい夢を一人ではなくて、叶えられそうな近い価値観で繋がる人たちと叶えてみたい。そんな世界を見てみたいと思って今でも続けてる。

大切なおやすみ期間

そんなことを言っても、夏頃に入会した理由が見えなくなり、完璧でありたい自分になれなくて、苦しくなり、忙しかった仕事を理由におやすみを3ヶ月もらった。

強制でも仕事でもないオンラインサロン。でも月謝はお支払いする毎月。フリーランスになりたてで、お金に余裕があるわけでもない。でもおやすみ期間を貰ったことで、俯瞰的に見える世界があった。

実際、オフラインでの現実では、仕事もプライベートも順調だった。この期間がわたしには必要だったと今でも感じる

会話の中でふと落ちていく瞬間

こないだ、立ち上げた主催者の方とお話する機会があった。それまで、月に2回あるオフ会で話に上がってた「やり切れなかった」という言葉が、わたしにはその時どうしても理解できなかった。

今までどんな場面でも、その時の全力でやり切ってたと思い込んでいたから、何故やりきれないことがあるのか分からなかった。

でも主催者の方と話をしてて、「やりたいことは何か?」と聞かれた時に、気付いたのだ。

その時、現実ではやり切ってたと思い込んでいた場面も、なにかと理由をつけて、セーブをしてしまっている自分がいることに…。

続ける理由

わたしがこのオンラインサロンを続ける理由は、
① ひとりでは見れない世界を一緒に作り上げられる近い価値観の仲間で形作りたい
② 自分軸で生きるわたしを目指したい
これが理由だと思う。人生は選択の連続で、どれが正解なんて分からない。でも有限だから歩める道は限れていて、だからその人にしか歩めない人生がみんなある。

どの選択をしても、「なんとなく」を深掘りして、共通言語を見つけると案外選んでいる理由が見えてくるかもしれない。

#この仕事を選んだわけ

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