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「ライフジャケット」が危ない?【Vol.1】ー体格が小さい子は要注意!ー

「子どもたちにライジャケを!」「ライジャケサンタ」です。

今日は「『ライフジャケット』が危ない?【Vol.1】」というお話。


安全を守るはずの「ライフジャケット」が危ない?ってどういうこと?って思う方もおられると思います。でも、「ライフジャケット」はちょっと知っておかないと、一歩間違えると危ないことがある・・・ということです。

いくつかシリーズでお伝えしていきたいと思いますが、第1回目の今日の話は、昨夏、緊急発信として発信した話です。


実は、この話・・・。

昨夏、応援いただいている方から、危ない場面に遭遇した・・・というメッセージをいただいたことがきっかけに、必死でみなさんに伝え始めたのです。


昨夏、「子どもたちにライジャケを!」のSNSを見ていただいていた方から、「ライフジャケット」の選び方についてメッセージで相談をいただいていました。

その方と、いろいろやりとりをして、「ライフジャケット」を購入した・・・という連絡が来ました。


「遊びに行ってきますね。写真が撮れたらお送りします。」


そんなやりとりをして、翌日の連絡を楽しみにしていました。


翌日、楽しみにしていたメッセージが届きました・・・が、そのメッセージを見て鳥肌が立ちました・・・。


「『ライフジャケット』を着けさせて遊ばせ始めて数分。パッと見たら、ひっくり返っていました・・・。すぐに抱きかかえたので事なきを得ましたが、本当に危なかったです。」


本当によかった・・・。


実はこの話、自分が息子をプールに連れて行ったときに、自分の息子(当時4歳)にも同じようなことがあったので、メカニズムが理解できていた話だったのです。

どういうことか・・・がんばって説明してみます。


「ライフジャケット」を着けていて、危ない場面になってしまう理由はいろいろあるのですが、今回お伝えしたい理由は「子どもの体格が小さいこと」です。


体格の小さい幼児は危ない場面があるかもしれないけれど、小学生くらいになると、「ライフジャケット」を着けて泳いでも、かなり安定することが多くなります。

なぜそうなるのか?

理由は「身体に対する『ライフジャケット』の割合」です。ちょっとゆるいイラストですが、次の絵を見てください。

画像1

一番右が小学生、一番左が幼児、というイメージです。見ていただいたら分かっていただけると思いますが、幼児の体格だと、どうしても身体に対する「ライフジャケット」の割合が大きくなってしまいます。


そうなると、どうなるのか・・・ですが、まずは小学生だと・・・

画像2

体格が大きくなってくると、頭より下半身の方が重たくなるので、足が沈みます。だから、頭が浮きます。


でも、幼児は・・・

画像3

体格が小さく、下半身と頭の重さが同じくらいになってしまうことがあります。そうなると、「ライフジャケット」を支点にして、シーソーのようになってしまって、頭が沈んでしまうことがあるのです。


これを防ぐためには、まずは、体格に合った「ライフジャケット」を選ぶこと、そしてもしも調整が可能だったら、肩のヒモをできるだけしぼり、「ライフジャケット」を頭の方に引き寄せて、浮力をできるだけ高いところにセットしておくことがオススメです。


子どもたちが水辺に近づくと、何が起こるか分かりません。特に小さなこどもたちを見守る時は、必ず大人が水に入って「手の届く場所で泳がせる!」ってことが一番のオススメです。何かが起こっても「ライフジャケット」をつかめば対応できるし、今回のようにひっくり返ってしまってもすぐに助けられます。


この話も、ぜひシーズンまでに1人でも多くの方に伝わることを願います。お知り合いの方にシェアしていただけるとうれしいです。よろしくお願いします!

よかったら、Youtubeの動画も観ていただけるとうれしいです!

ライジャケキッズのふうちゃん、けいちゃん、たいちゃんと一緒に、春に向けて発信を再開する予定ですので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします!


思いはただ1つ・・・子どもたちの命を守ること。

「子どもたちにライジャケを!」
http://lifejacket-santa.com/





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