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母さんたちと一緒に迎える夜明け

 2018年ー2019年、スウェーデン。グレタ・トゥーンベリという少女が、数々の苦難と共生しながら、環境運動を「学校ストライキ」という強行手段を以て推進していた。その運動は、若者を始めとした多くの人々の賛同を受け、瞬く間にその輪を広げ、世界中のメディアにて語られることになった。

 その環境運動ほどは知られていないが、グレタの運動の裏側にはもう一つ特記すべきことがある。彼女がアスペルガー症候群を「スーパーパワー」と呼び始めたことである。この頃から、ADHD等の各種症候群へ対する観念も変わって来た印象を受ける。

 例えば、ストックホルムにて地方新聞が実施した街頭アンケート、「もしスーパーパワーを授けられるとしたら、どのようなパワーを所望するか」という質問に「ADHD」と回答した若者も出現した。


 グレタのように超高速で突き進む船には、当然、逆風も強くなる。グレタ、および彼女を取り巻く人達もまた、暫く、手強い逆風に吹き晒されていた。

 逆風に吹かれようが否が、強い信念と先導力を以て、世の中を改善して行こうとする方々が、未だにこの地上には多く存在することは喜ばしい(学校ストライキを肯定しているわけではない)。


 noteにおいても、そのような方々を多く見掛ける。

 そして、その中のお一人と数週間前に出会った。


 「これでも母」さんである。多くの方々から母さんと呼ばれ親しまれていらっしゃる方だ。

 

 母さんは常にいろいろと企画されていらっしゃる方で、タイムラインには、常に母さんのいろいろな企画が表示されている。少し前から、『THE NEW COOL NOTER賞』で「始まる世界」を募集されているという案内を、頻繁に見掛けるようになった。関心が無かったと言えば嘘になるが、最初は応募させていただく予定はなかった。

 しかし、母さんと関係者の皆さんの優しく強い思いが根底にあるこの企画は、苦悩の中で生きてきた方々(過去形、現在進行形)、がお互いの経験をわかちあい、励まし合い、支え合っていくためのものであると理解したため、試行錯誤の末、少しでも貢献出来れば幸いと思い、私も応募させて頂いた。

 

 私の応募作品は、地球の裏側の出来事であり事情も異なり、難解な部分もあり、文中の人物の名前も、スカンジナビア名で馴染みにくいものであったと想像出来る。それにも拘わらず、お時間を掛けて読んで下さった方々には謝意しかない。解釈を付けさせて頂くと、ラウラの英語名はローラ、ディアナの英語名はダイアナである。

 他の参加者の方々の玉稿も多く拝読させて頂き、自分なりに感慨にふけってみたが、玉稿の中には涙せずには完読出来ないようなものも多かった。仮に私が講評者であったら、受賞者を決定する際にはかなり苦労していたはずである。

 そのため、下記の記事を開いた時の驚嘆は、数日間経った今でも形容しがたい。

 
 この度、「小高い丘に佇む秘密の花園」において、THE COOL NEW NOTER賞の始まる世界部門・部門賞を拝受致しましたことを、謹んでご報告申し上げたいと思います。

 主催者の方々、関係者の方々、ご訪問をして下さった方々、本当に有難うございました。

 そして、長い間、本当にお疲れさまです。


 この企画においてお世話になった方々を、こちらでもご紹介させて頂きたいと思います。リンクを落としておりましたらご指摘をお願い致します(一奥さんとこれでも母さんのリンクは文中にて)。







 そして、素敵な言葉を沢山沢山下さった、灯りを愛するこの方へ、

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 THE NEW COOL NOTER賞では、現在、広告・自己PR部門を募集していらっしゃるようです。ご興味のある方、事業を営んでいらっしゃる方は、応募をされてみたら如何でしょうか?講評をいただけるのでとても有難いことです。