カルチャーショック。牛乳編@マレーシア

今から15年前、マレーシア人の夫との結婚のため、地方都市の夫の実家を訪れた時の話。

コーヒーに入れる牛乳を買いに近所のミニマートに行ったものの、加工乳しか売ってなかったので、夫に、フレッシュ牛乳が欲しいと頼んだ。

しばらくして、帰ってきた夫が手にしていたのは、ナイロン袋に入った牛乳らしきものだった。

そして、彼は言った。

『フレッシュ牛乳ないから、インド人から買ってきたよ。煮沸してないから、殺菌して飲んだ方がいいよだって！』

いや、いやいや、そんな笑顔で言われても。。
ちょっと、情報量が多すぎて。

まず、ナイロン袋に飲み物って…
で、フレッシュ牛乳がない？嘘でしょ？そんな事あるの？？
え、で、インド人から仕入れてきて、殺菌が必要？？

はぁぁ。。。牛乳で、そんな事になるんだ。

初マレーシアは、初東南アジアでもあった私にとって、
牛乳一つが、かなりのカルチャーショックだった。

*当時も、大きいスーパーに行くとフレッシュ牛乳は手に入りましたが、数はかなり少ないものでした。

今では、牛乳の種類もずいぶん増えましたが、それでも、残念ながら美味しい牛乳には出会えてません。