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カルチャーショック。難解なコーヒーメニュー編@マレーシア

マレーシアには独特のコーヒー文化があります。
そんな独特なコーヒー文化を持つマレーシアに来て好きになったもの。それは、ブラックコーヒー☕️。

余談ですが、コーヒーを淹れる時の匂いってなんであんなに癒されるんでしょうね。今ではコーヒーの香りに癒される私ですが、マレーシアに来るまでは、ラテ派でした。では、なぜブラックコーヒー党になったかと言えば…

おいしい牛乳がないから!!

牛乳については、👇こちらの記事をぜひご参照ください💁‍♀️

前置きが長くなりました。
で、マレーシアのコーヒーの何が難解なのか。

それは、コーヒーのメニュー!


ローカルのどこのコピティアムやフードコートでも売られている、このコーヒーのメニューがとーっても難解なんです。
どれだけ複雑かと言うと、次の一般的なローカルコーヒーショップのメニューをご覧ください。

Kopi (コピ)
Kopi C (コピ・シー)
Kopi O  (コピ・オー)
Kopi O kosong (コピ オー コソン)
White Coffee (ホワイトコーヒー)
Cham (チャム)

どうですか?謎でしょ?でも、これはまだ一部なんです。

まず、マレーシアのコーヒーは、焙煎方法が独特で、焙煎の時に砂糖とマーガリンを使用。その量を調整したり、焙煎の具合で、Kopiになったり、White Coffeeになったりするそう。
そして、KopiとWhite Coffeeには、コンデンスミルクと砂糖がはいっています。コンデンスミルクだけでも十分甘いのにそれに砂糖入り。。。どれだけ甘いか、これでお分かりいただけるかと思います。笑。ちなみに他のコーヒーはこんな感じです。

Kopi C = 無糖練乳 + 砂糖
Kopi O = 砂糖
Kopi O kosong = ブラックコーヒー

kosong(コソン)というのが、マレー語で『ゼロ』という意味なので、Kopi C にkosongをつけると、コーヒー+無糖練乳のみとなります。

最後に「Cham(チャム)」これは、なんと、コーヒーを紅茶で割った飲み物。最初聞いたときは、ギョッとしましたが、これが以外と美味しいんです。このマレーシア独自の飲み物、チャムはインスタントにもなってスーパーにも売ってるので、マレーシアに来た際のお土産にオススメです。

続いて、マレーシアのインスタントコーヒー事情。

マレーシアのインスタントコーヒーといえば、3 in 1 コーヒー。たいていの方は、きっと、「なにそれ?」ですよね。

3 in 1とは、コーヒーに砂糖とミルクの3つが最初から入っているインスタントコーヒーのこと。そして、マレーシア人はこの3 in 1コーヒーが大好き。味はもちろん、東南アジア仕様!スーパーのコーヒー売り場には、色んなメーカーの3 in 1 コーヒーが棚一面にずらーっと並んでいて、マレーシア人がどれだけ3 in 1が大好きなのかがわかります。

独自のコーヒー文化を持つマレーシアで、、思いがけずブラックコーヒーに目覚めた私ですが、ドリップコーヒー用の豆や粉はまだまだ少なめなのが現状。とはいえ、KL市内にも美味しいコーヒーを出すカフェもどんどん増えてきていて、マレーシアのコーヒー文化は進化中です!

ローカル・コーヒーも店によって味が違うので、マレーシアに来た際は、ぜひコピティアムやフードコートで、お気に入りのコーヒーを見つけて、楽しんでみて下さいね!

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