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2021/3/9 新聞記事ピックアップ

こんばんは。2021/3/9の面白かった新聞記事を3つピックアップしていきます。


1. テルモ「1瓶7回」の注射器量産へ ワクチン無駄なく

テルモは米ファイザー製の新型コロナワクチンを1瓶から7回接種できる注射器を開発した。3月末から国内で量産し、まず約2000万本を2022年3月末までに生産する。
テルモは、欧米人に比べて皮下脂肪が薄くてやせ形が多い日本人の体形では16ミリメートルでも筋肉に届くと判断した。薬液が残る量は0.002ミリリットルで、従来の一般的なローデッド品に比べて約15分の1に減らせる。針が短くなりさらに注射器と一体化したことで内部にとどまる薬液量が減った。

ニプロに続き、テルモでもローテッド(残液が少ない)注射器の承認と量産が決まったみたいです。

日本人の皮下脂肪の薄さによって針を短くできるということで、やせ形の国民性で良かったなと思うところです。

しかし、一般化せずにBMIや体脂肪率によって管理してもらわないと、思いがけず皮下注射になってしまうかもしれません。

ワクチンの効果は皮下注射ではなく筋肉注射の方が高いと言われているみたいです。

打ち損じないように、確実に筋肉に到達するようにしてほしいと個人的には思うところです。


2. ワクチン完全接種者、マスクなしで集まり可能 米が初指針

米疾病対策センター(CDC)は8日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人に向けた初の指針を公表した。他人の家に集まるときにマスクを着けたり距離を取ったりしなくてもよい。公衆の場では引き続きマスク着用を促した。

ワクチン接種が完了した場合に、家の中で他人と過ごす場合に限り、マスク着用とソーシャルディスタンスのキープをしなくて良くなるようです。

いずれにしても、まだ公共の場ではマスク着用は当たり前で行われるみたいですね。

ワクチンの有効性評価では

ワクチン接種群 vs プラセボ接種群(偽薬を打った人たち)

この二つのグループで比較して、ワクチン接種群が感染率が下がっていた。

なので、ワクチンは有効であると証明されているのです。

ということは、手洗いうがい、マスク、三密の回避が未だにとても大切な予防方法であることは間違いないでしょう。

ワクチンの接種後これから段階的に解除していくのか、同様に自粛と密の回避を続けていくのか、判断が気になるところですね。


3. 女性9人にアナフィラキシー 新型コロナ予防接種後

厚生労働省は9日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した20~50代の女性9人が、重いアレルギー反応であるアナフィラキシーを発症したと発表した。いずれも投薬などで症状は改善した。報告した医師は、全て接種との因果関係があるとみているという。

発症したうち8人がアレルギー、高血圧などの基礎疾患があったとのこと。

ワクチン接種が始まってしばらく経ちましたが、アナフィラキシーの報告が結構出てきていますね。

9日までで国内の医療従事者10万人以上が接種していますが、そのうち17人にアナフィラキシー症状がみられています。

今回のコロナワクチンは日本人になじみの薄い筋肉注射も始まります。

筋肉注射は、筋肉の拘縮(筋肉が縮んで伸びなくなる)を誘発する可能性があるとして日本での実施は殆どなくなっていたようです。

コロナワクチンの接種に伴い、一度下火になった筋肉注射も始まります。

色々と不安な部分もありますが、コロナ禍を乗り越えていきたいと思いました。

マスクなしで人と集まれる世界が戻ると良いですね。


皆さんはどんな一日をお過ごしでしたか?

最後まで読んでくださった皆さんに良いニュースが訪れることを願っております。

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