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読書感想文 心を整えるランニング(1)

はじめに


皆さんこんにちわ。他者支援のプロ ラングめぐみです。
人生の冬を過ごす方々と共に歩いてきました。日本及びドイツでお子さん、病気の方、高齢者の方の心のサポートをしてきました。
現在他者支援のプロによる元気が出るコーチングをモットーにボイスマルシェで活動しています。

米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチです。

ラングめぐみの自己紹介


はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければお読みください。





またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。

今日のテーマ 読書感想文

今日は私の読んだ本を紹介する日です。今日も最近読んだ本について書きます。

いつものようにいくつか今の自分にとって心に響いた言葉を書き留めました。

今日の本はこちらです。




心を整えるランニング
自分を探す旅への心の準備を整える。

走り始めると、心の奥のネガティブな感情に向き合うことになる。都合の悪い感情と出会っても、立ち止まらず前進すると決意しよう。
マインドフルランニングは勇気と心の安定性をもたらしてくれる。勇気をもって、本当の自分に目を向け、それを受け入れよう。
私は何も知らないービギナーズマインドで発見の旅に出よう。
良いコーチとはうまくいかない事を責めずに受け入れる。自分自身の良いコーチになると決めよう。
心の声に耳を傾けてランニングコースを選ぶ
ぴったりのコースはその時々によって異なる心の声に従う。
初めのうちは自分がどんなコースを欲しているのか察知するのが難しい。様々なコースを試してその時にどう感じるか観察しよう。次第に感度が上がりどんなコースが適切なのか分かるようになる。
できるだけ自然の多いコースを選ぶとよい。
自然には私たちを癒してくれる強い力がある。

マインドフルランニングの三つのステップ
1
ステップ1 grounding 体や感情 周囲へ意識を向けて地に根を張るイメージを持つ。
それらの意識を向ける先、つまりテーマを決めて質問を選ぶ。
心の雑念を消して意識を集中させるために大事な地固めとなる。
ステップ2
マインドフルランニング
質問の答えを考えながら走る。
浮かんだ答えについて判断は加えない。
ネガティブな思考が湧き上がっても気にしない。
ステップ3ライティング
走り終えたらランニング中に生じた心の変化質問の質問の答えなど頭に浮かんだことは何でも書き出そう。
自分の内面を客観的に受け止められるようになる。
究極の集中状態フローのループに入る
フローとは目の前の活動に完全に没頭している状態のこと。
マインドフルランニングは、フローのループに入る最適な手段の一つ。
夢中になっていく感覚が生じ始めたら、恐れずにその感覚とひとつになろう。
走ることに完全に没頭すると周りの世界は消えるだろうまるで時間が止まったように感じて自在感がみなぎってくる。
そうしたフロー体験がマインドフルランニングを続けていく糧となる。
二人一緒に走るランニングセラピー
ランニングパートナーには自分をさらけ出せる相手を選ぶ。
事前にパートナーと話し合って進め方を決めておくテーマコーススケジュールスピーカーリスナーの交代のタイミングなど。
スピーカーは話すテーマを決めて心の奥にある感情を言葉にしていく。
リスナーはスピーカーに寄り添い自分の意見を言わずに相手の話を聞く。
マインドフルネスの壁を乗り越える
ネガティブな感情が湧き上がって来ても封じ込めずに勇気を出して受け入れる。
それは一時的に心を占領しているにすぎないやがてどこかに去っていく。
戦う相手は昔と同じように目の前にいるのだろうかと自問する苦しみや痛みの原因は既に過去のものではないだろうかそうであればすぐに戦いから降りるべきだ。
パーソナルマップやマントラを作っておき困難な時にお料理を見返そう自分は冒険の旅をしている 英雄だ。大冒険には困難はつきものだと思えばいい。

怒りの原因
1弱さを隠す
2ストレス
3満たされない欲求
4トラウマ
5依存症
6失望
7健康上の問題
ストレス生理学者のナサニエルトムは怒りそうな状況に陥ることが分かっている場合はその前に走っておくことと怒りに対処する方法としてランニングを推奨している。
問いかけてみよう
1
自分の怒りはどのようなものだろうか
怒りを強く感じるのは体のどの部分か。
怒りの強さはどれくらいか。
怒りの形はどのようなものだろう。
何色だろうか。
一番に思い浮かぶ怒りの原因は何だろうか
仕事人間関係金銭トラブル?
怒りを感じるのは自分のせいだろうか
それとも他人のせいだと思うだろうか
パートナーや家族と自分の怒りについて話したことがあるだろうかそれとも怒りを自分の中に溜め込んでいるか
2満たされない欲求があるだろうか?
子供の頃に満たされていない欲求は何かあっただろうか
今は何か満たされていない欲求はあるだろうか
家族やパートナーにそれをはっきりと伝えたことはあるだろうか
不条理な目に遭うなど悔しい思いをしたことはないか
両親は厳しく批判的でおこりっぽい人だったろうか現在の自分への影響は
近親者の死や両親の離婚虐待などのトラウマになる体験を経験したか
人から認められないと感じているか
どのような状況でそれを感じるか
3どうすれば怒りをコントロールできるだろうか
怒るかどうかは自分次第怒らないという選択肢もあると考えられるか
自分の判断で怒ったのだと責任を負っているだろうか
あなたの怒りに他人はどう反応するか
それはあなたの意図通りか
不適切な怒りと適切な怒りを区別できるか
普段なら怒るような場面で怒る以外の反応はあるだろうか
人間関係の問題は相手が要求を満たしてくれないという感覚を持つことから生じる
愛することとは自分も相手もありのままでいられる関係を築くことだ。
他人の欠点を受け入れる第一歩は自分の欠点を受け入れることだ。
自分も相手も尊重する三つの態度
1無条件に肯定する
2に 共感する
3自分自身と調和する
自己受容の能力は訓練で身につけられる。
ありのままの自分を直視することが必要。

5意思決定力を高める
自分と調和すると意思決定力は高まる。
マインドフルネスの実践者は不確かなものへの許容度が高く、未知の状況でも決断力が高い。
思考のループを客観的に眺めることがループを断ち切る鍵になる。
意思決定のためのマインドフルランニング
1グラウンディング
慣れれば5分程度でリラックス状態に入れる
2質問を選ぶ
質問リストにざっと目を走らせ直感的にピンと来たものを選ぶ。
3答えを思い浮かべる
走り始めると次第に頭の中が整理され何らかの答えが見つかるこれを A とする。
4反対の答えを思い浮かべる
正反対の答え B を頭に浮かべてみる体はどう反応するだろうか。
5走るスピードを変える
スピードの変化が思考や感情にどう影響するかを観察する
6振り返る
走り終えたら,走りながら考えたことを書き出し、走る前の考えと比較する。
7まとめる
1から6を繰り返す。
問いかけてみよう
1決定のとき体はどのような反応をしているだろうか
何かを決断しなければならない時強いプレッシャーを感じる
意思決定に自信がないことで損をしたことがある
自分が決断すべきことを他人に決められることに抵抗はない
子供の頃自分の代わりに他の誰が物事を決めてた
優柔不断は昔からの問題
最近の問題ならその意図は
2人生の大きな選択をどう感じるだろうか
目の前にある人生の大きな選択について直感的に何を感じている
こうした大きな選択をする際直感を大切にしているその選択をしたら何を得て何を失う
その選択は先延ばしにできる
今は決断すべきタイミングか
決断しなければどうなる
3どう人生の大きな選択をしているだろうか
堂々巡りの考えに陥り決断できなくなっていないか優柔不断は自分にプラスに作用しているか
自分の望みを妨げていないか
したいこと(自分の好みや価値観興味?とすべきこと(他人から社会から求められていること)の違いをはっきりと区別しているか
意思決定の妨げになっている別の問題はないか
直感に従って選択をしている
現実的になるために情を押さえつけてはいないか
その場の衝動や気まぐれで心の声の無視した選択をしていないか
身の回りにいる決断力のあるまたはない人達にはどんな特徴がある
自分との共通点は


ランニングをマインドフルネスの方法にするというのは結構画期的だな

と思いました。

また怒りの問題を考えるのも非常に面白いと思います。

次回は子どもとこのようなマインドフルネスランニングをする方法についての部分を紹介します。



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