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読書感想文 もうイライラしない! 怒らない脳 怒る自分、キレる他人に対処する科学的メソッド

はじめに


皆さんこんにちわ。他者支援のプロ ラングめぐみです。
人生の冬を過ごす方々と共に歩いてきました。日本及びドイツでお子さん、病気の方、高齢者の方の心のサポートをしてきました。
現在他者支援のプロによる元気が出るコーチングをモットーにボイスマルシェで活動しています。

米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチです。

ラングめぐみの自己紹介


はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければお読みください。



またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。

今日のテーマ 読書感想文

さて今日は私の読んだ本を紹介する日です。今日は最近読んだ本について書きます。

いつものようにいくつか今の自分にとって心に響いた言葉を書き留めました。

今日の本はこちらです




第1章 なぜ人は怒るのか
ー怒りの感情は不快な感情
具体的には3つの基から生まれる。
1 不安  先が見通せないから不安
2 不満 現状が期待や想定より下回っているときに持つ
3 不調 本来はもっと出来るはずなのに現実がそうなっていないから
良い怒りと悪い怒りがある
→悪いのは上の3つから生まれる怒り
良い怒り 現状や未来を大きく変えようとするもの。改善やイノベーションに向かう。
何に怒るのかはその人の価値観に基づく。
その人が大事にしているものがないがしろにされたり不当に扱われたりすると、怒りだす。
価値観
1決まり事
2真面目、努力
3高い理想や要求
4忍耐・我慢
5横並び・集団主義
茂木先生が怒らなくなった理由
1相手にとっていいことがない
2相手が変わらない。怒っている人を変えるのは不可能。
3相手の一部分だけを見ている。どんな理由で怒ったとしても、不快に感じたり、許せなかったりするのは、あくまでもその人のほんの一部分。
・怒らない方が人間関係はうまくいくし、活動のフィールドも広がる。
第2章 怒るとき、脳はこうなっている
・気に入らないことがあっても、自分が怒っているのではなく、本当に怒っているのは脳。
・怒りとは誰もが持つ防御本能
→時代がかわるごとに変わり、今は自分自身の自尊心とか満足感を守るためのもの
・脳の「扁桃体」が起こった出来事について「これは快」「これは不快」と一つ一つジャッジしていく。
・怒るか怒らないかは前頭葉次第。→前頭葉のコントロールが効けば怒らない、効かなければ怒る。
・怒りは脳が持つ様々な機能をストップさせる。
・怒るときはボキャブラリーが乏しくなる→説明するのが面倒くさいから怒ってしまう。→説明するのが面倒くさくなったらもう怒っている。
ー怒る人は怒らせ名人
怒りが怒りを産むのはミラーシステムのしわざ。
テストステロンは脳を暴走させる。
・男性の怒り 攻撃的(動的)、直接的、決着型
・女性の怒り 調和的(静的)、婉曲的、改善型
思い出し怒り 目の前のイライラと過去のイライラが「合わせ技一本」となって怒りだす。
→偏桃体と海馬が近くにあるから。この連携プレーが起こる。
ー楽しみを先送り出来る人が成功する(=怒らない大人になる)
怒りの先送り。怒らない人は、これを無意識に実践している。
大人も前頭葉が怒りをコントロールする方法を身につければ怒らなくなる。
第3章 キレそうになったときのとっさの対処法
ー怒りがピークを保つのは、せいぜい10秒程度。怒りをコントロールするには、初動が肝心。
自分の怒りを抑える方法
1 具体的に「数値化」するのがポイント。逆算する。
2 笑顔になる 笑顔になると脳内に「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが出る。→楽しいことを思い浮かべる。
3 カラダを動かす 自律神経には、活動を活発化させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経がある。この副交感神経を優位にすると起こりにくくなる。
例 背伸び、屈伸、軽くジャンプ、深呼吸
イライラしてきたら散歩。
4 負け惜しみをする
負け惜しみは言い訳と異なる。あくまで怒りを鎮めるためのもの。不調で怒るよりはずっと健全。→ うまくいかない自分を言葉で慰めよう。
5 美味しいものを食べる
美味しいスイーツを食べたら、糖分補給とイライラ解消の一石二鳥になる。
「おいしいもの」をイメージするのも怒りを先送りできる。
相手の怒りを抑えるのは、その人のためだけではない。自分自身を守るためにもしなければならない。
相手の怒りを抑える方法
1先に謝る ー礼儀正しく謝る(ミラーシステムを逆活用)
2話をトコトン聞く ーインタビューする、(気分がいいものではないが、聞こうとするだけで、状況が変わる)
3 ゆっくり話す→相手のしゃべるスピードも低下
4タイミングよく仲裁してもらう→助けてもらえそうな人を周りに探す。
5 逆質問する →怒っている相手に提案してもらう
相手の怒りを抑える時にしてはいけないこと
→黙るのは無言の抵抗。怒られているときは沈黙しない。
第4章 怒っていることを相手にうまく伝える
1角を立てずに訴える
2笑いに帰る
3がっかりする(表情に出す) 残念・無念な気持ちを表情に出す
4その場を立ち去る。無表情かつクールに立ち去る
5第3者に言ってもらう。信頼出来る人に代わりに伝えてもらう。
6他人の失敗例をいう、 相手に「自分もいずれこうなるのか」と暗示を与えること。
7敬意を情する、嫌味や皮肉の寸止め
ー怒りを伝える時に、決定的なことは言わない。ー誰かが迷惑なことをしてきたとしても、怒っていいのはその行動に対してだけ。
怒りを伝えるヒント:相手と決裂するようなことは言わない。
「相手に応じて適切なやり方で怒りを表明すること」「相手を怒らせては何にもならないこと」
第5章 今日から始める怒らない習慣
10の怒らない習慣
1 いいところを見つける
ー会った人すべてのいいところを見つけ出す
2 ボーっとする
1日のうちせめて5分は何もしない時間を作る
3雑談する
毎日「雑談タイム」を設ける
4慣れないことをやってみる
5人に物を頼まない
ーできないこともギリギリまで自分でやってみよう
6ながら仕事をする
7キレイな言葉を使う
ーどんな時でも相手も自分も楽しくなる言葉を使う
8朝早く起きる
9気遣いをする:相手が喜んだり満足したりするように。隠に陽にこちらが適切に行動することー目の前の人を喜ばせてせみよう。
10 成功した人を祝福するー「成功のお裾分け」をする
第6章 20世紀の怒りと21世紀の怒り
・やりたいことはゲームとして捉える
・怒らない脳とメタ認知はコインの裏表のような関係にある。

アンガーマネージメントファシリテーターとして興味深くこの本を読みましたが、やはり

怒ったら話さないといけない


これは日本人には特に女性には難しいことなのです。

なので意識して練習する必要があると思います。


今日はここまでです。

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記事を読んで頂きありがとうございました。


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