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娘を想う

今日は我が家の3番目、紅一点の長女の誕生日です。

5年前の今日、この世界に生まれてきました。


不思議な感覚

娘には予定日よりも1日早く会えました。
実は4人兄妹の中で、唯一予定日を超えなかったのと、唯一促進剤を使わなかったんです。

すごく自然な流れで、からだのリズムに合わせて、自分の力で出てこようとしたんじゃないかな?って思います。
わたし自身も陣痛の波の緩急を意識しながら、落ち着いて出産できました。
(実は今回は、『誕生学』というものを学び、出産のイメトレをして備えていたのもあります)

3人目にして、初めて、“娘の意思も感じながら一緒に力を合わせて頑張った!”

うん、そんな感覚になったんです。

あれからもう5年経ったなんて。
娘は、今日で5歳になりました。

まれてきてくれてありがとう。
大好きだよ。
あなたのママになれて、とっても幸せです✨

出産前夜

ー今でもハッキリ覚えています。
出産前日の夜からの陣痛。

ちょうど、当時受講していた『育休後カフェ®︎ファシリテーター養成講座』の課題の作成していたんです。
講座は、臨月のタイミングからスタートしていました。
その最初の課題締切があったから、生まれる前に提出しようと思って。
深夜までかかって、キーボード、カタカタやっていたら…

なんか腰が重いな。
おなかがちょっとズーンとするな。
おしりのあたりが痛いな、みたいな。

それでも深くは気にせず、課題に必死だったんですよね。
わたしらしい(笑)
朝になるにつれて、余計に腰回りが重くなって、骨盤が押される感じに。
眠れないので、バランスボールで、ピョンピョンしながら、痛みを逃していました。
朝、6時くらいには、その感覚も10分を切っていました。
7時過ぎに電話をしたら、なんだか病棟が慌しそうな雰囲気。
案の定、8時過ぎに来てもらえるかな?とのこと。
経産婦だけど…
よし、それまで耐えよう!と(苦笑)

産院に着いてから


夫に病院まで送ってもらい、夫は上2人を保育園へ連れて行きました。

「生まれるまでに夫は戻ってこれるのか?!」
なんて、思いながらも分娩室のベッドで待機。

なんとなく、「たぶん生まれるのは10時くらいだろう」と、自分なりに予想も立てました。

短い感覚になる陣痛の波に耐えながら、腰が割れそうなズーンと来る重力をやりすごすため、セルフいきみ逃しをしていました。
相変わらず助産師さんも忙しそうでしたから。

そんなこんなでついに分娩台へ移動。
いよいよか、とドキドキしながら、その時を待つ…。
保育園に行っていた夫も無事戻ってきた!
腰のあたりをさすってもらったり、テニスボールで圧迫してもらったり。
↑3人目ともなると夫も慣れたものですね(笑)

わたしは心の中で「もうすぐ会える、もうすぐだからね!」とおなかの中の子に話しかけながらも自分自身にも言い聞かせていた。

出てきそうなのに我慢しなきゃいけない、このいきみのがしの時間が一番キツいです。
「うぅ~早くGOサインを……」(もう一人の心の声)
と思っていたら、ようやく神のお声がかかりました。

「よし、そろそろ行こうか!」ということで、娘の出てこようとするチカラを感じながら、そのリズムに合わせて、呼吸も合わせて、「もう会えるよー!」という想いだけに集中しました。

ー最後の数分は不思議と穏やかな空間だったような気がします。

そして、10ヶ月の時を経て、ようやく顔を見れた我が子が、となりにやってきたときには、なんとも言えない温かい気持ちでいっぱいになりました。

Welcome to the world!!

それからの5年間で、娘は我が家のエンターテイナーになりました!
歌もダンスも大好きだし、口も達者でまるで大人と会話している錯覚が(笑)
人の話をよく聞いていて、よく理解していて、絶妙なタイミングで絶妙な返しをしてきたり、本当に関心したり、笑わせてもらったりしています。
家族の中で唯一の女性同士、仲間意識も芽生えます。
これから、ますます色んな話ができるようになるのが本当に楽しみ!

5回目のお誕生日おめでとう♡







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