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【4/20は腰痛ゼロの日】「はっぴーリハ」で高齢者たちが元気になる理由とは?柔道整復師に聞いてみた


4月20日は腰痛ゼロの日※1です。高齢者の体は加齢による関節痛や筋肉のこわばり、慢性的な疲労などで腰や背中をはじめ全身に痛みを抱えておられます。
その痛みをできる限り解消し、高齢期に安心して楽しく暮らしていただきたい。その思いから、有料老人ホーム「はっぴーらいふ」では、設立当初から入居者様の身体機能の低下予防・維持・痛みの解消を目的とした、無料リハビリサービス「はっぴーリハ」を実施しています。

今回は「はっぴーリハ」の施術の様子を、サービス開始当初より関わってくださっている先生に取材させていただきました!


 

Youtube動画 はっぴーリハ 赤裸々大公開?!

▲入居者さんの一句も

楽しく、愉快に「はっぴーリハ」!

はっぴーらいふ枚方で「はっぴーリハ」に日々携わる柔道整復師である I 先生(以下「アイさん」)に、このリハビリサービスを行うなかで大切にしていることなどをお伺いしました。
 

―先生は何年前からこのはっぴーらいふ枚方で「はっぴーリハ」に取り組んでおられるのでしょうか。


アイさん:「はっぴーらいふ枚方に来るようになって7年ほどになるでしょうか。私自身は22歳のころからこの仕事に従事しているので、リハとの関わりはもう40年以上にもなります。途中自分で開業したこともあったのですが、今ではここで充実した取り組みを行わせていただいています」

―はっぴーらいふ枚方にはどの程度来ておられるのでしょうか。

アイさん:「利用者様のニーズ次第ですが、現在は1日3~4時間、月~金曜日まで1週間に5日です」

入社8年目のアイさん

―先生が「はっぴーリハ」で一番に心掛けておられることはどのようなことでしょうか。

アイさん:「とにかく、リハでは利用者様のストレスにならないように、『楽しく、愉快に』ということをモットーにしています。誰だって嫌なことはしたくないでしょう。『させられている』という感情があるとどうしてもストレスにつながってしまいます
だからご自身が主体性をもってできるようにリードして差し上げることが大切だと考えています。ただでさえリハビリを受けることに抵抗感を持たれる方も多いと言われています。まずは何より気持ち良く、心を開いていただけるようにして差し上げることが重要と心掛けています」

―なかなか実際には難しいことかもしれません。

アイさん:「一つにはそのための安全な環境をどれだけ提供できるかということも大切になってきます。その点、このはっぴーらいふ枚方では、居室の1つをリハビリ室としてあてていただいており、周囲を気にせずにリハビリを受けていただくことができるようになっています。これは素晴らしいことですね」
 

―利用者様の生活の場と同じところにリハビリ室がある、ということですね。

アイさん「その点、デイサービスなどと比べても大きなメリットでしょう。中には『外に出たくない』『できるだけ人と関わりたくない』という方もおられますのでね。それに利用者様の生活空間が目の前にあるので、実際の生活の中の動作で何が問題になっていて、どう改善すれば良いのかなどもご提案することができます」 

落ち着いて施術を受けていただけるよう、クラシックを流しています。

その人に応じた理想のリハを提供する

―「はっぴーリハ」が他のリハと異なる点はどのようなところでしょうか。

アイさん:「もともと私自身は柔道整復師で、自身の手技を用いて患者様の治癒能力を最大限に高めることを旨としていますが、ここの入居者様が『はっぴーリハ』を受けられる目的は社会復帰や家庭復帰にあるというより、残りの人生を安全・安心に過ごせるようにすることにあります。よって、ご本人の自由意思を尊重したうえで、どのようにしたいのか、して欲しいのかをまず聞き出し、その人に応じた理想のリハを提供していきます」
 

―今日はこれからある一人の入居者様の「はっぴーリハ」に立ち会わせていただくわけですが、そもそもこの方はどのような状態の方なのでしょうか。


アイさん:「移動には車椅子を使っておられるのですが、起居や移乗などの動作は介助なしでもできるレベルの方です。膝の変形性膝関節症がひどく、ご本人も歩きたくないとおっしゃられています。そのような状態なのでご年齢のことも考えて、ご本人の意思を尊重し、歩行までの練習は行っていません」
 

―その方にはどのような「はっぴーリハ」を行っているのでしょうか。

アイさん:「ご本人ははっぴーらいふ枚方でこれからも安全で安心して、心地良く居たいということを希望しておらます。ですから、現状維持とリラクゼーション的なものを求めておられるのです。
具体的なリハの時間と回数については、1回30分以内で、週2回実施しています※2。そこではまずリラクゼーションを行って身体をほぐした後に、関節可動域運動と軽く筋力増強運動を行っています」
 

―アイさんがこの入居者様のリハを担当されてどのくらいになりますか。

アイさん:「もう6年半ほどになるでしょうか。実はその間、この方はまったく身体能力のレベルダウンがありません。逆に、少し認知機能の点で問題を抱えておられたのですが、それも記憶力が改善しておられるなど、良くなっておられるのです」
 

はっぴーらいふ枚方 食堂
青と黄を基調としたカフェのような雰囲気

全身を研ぎ澄ませて利用者様の変化を読み取る

―6年半もの間身体能力がレベルダウンせずに、逆に良くなっているというのは素晴らしいことですね。

アイさん:「もちろんいろいろな入居者様がおられるわけですから、それぞれにリハの目的も違ってくるでしょうし、それに従ってリハの内容もまた異なってきます。一度決めたリハの内容も身体の状況の変化によって変えた方が良いこともあるでしょう。その日の状態によっても異なるものです。難しくても、施術の前にそうした変化を読み取る力というのは必須です」
 

―それはどのようなところで読み取られるのでしょうか。

アイさん:「常に会話を交わすことで状況を把握するように努めています。最初のご挨拶を交わす中からも『今日は何だか元気がないな、おかしいな』というのは声の調子などでも分かります。その人に合ったリハを施していくには、目や耳、それに血圧などの計測の際の肌の触覚なども常に研ぎ澄ませておくことが肝要でしょうね」
 

原動力は「利用者様の笑顔」

アイさんがここまで来られた原動力は「利用者様の笑顔」にあると言います。「この仕事が好きだから、決して自分自身が疲れることなんてありませんよ」とご自身も笑顔で話されるのが印象的でした。はっぴーらいふ枚方の入居者共々、これからもますますのご活躍を期待しています。
 


本日はお忙しい中、お話しを伺う機会を作っていただき、ありがとうございました。
 


※1 腰痛ゼロの日は420の会が制定した記念日です。
※2 「はっぴーリハ」サービスのご利用には条件がございます。詳しくは施設へお問い合わせくださいませ。


住宅型有料老人ホーム【はっぴーらいふ枚方】

閑静な住宅地の中にあります。

住所   :枚方市藤坂東町4-15-20
Google map: https://goo.gl/maps/nakCJ5yAX5wjQF236

アクセス :JR片町線「長尾駅」徒歩15分
      京阪バス「長尾台郵便局」徒歩5分 
敷金     :100,000円
月額利用料:131,600円~133,600円
     (家賃・食費・共益費・生活サービス費含)

ご見学、資料請求等のお問い合わせは0120-975-868までお願いいたします。(平日9時~18時)


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