がん再発8か月⑧ 尊敬する看護師さん
【あらすじ】
①41歳で直腸がんと診断、化学療法→放射線治療→手術により一旦、『がん』が消失、43歳で『がん局所再発』、人工肛門保有です。
②無理だといわれていた手術を阪大病院にて2024年7月3日に実施。しかし、腹膜転移により手術は中断。手術は小腸閉塞部切除&腸つなぎ合わせ+仙骨一部切除のみ。
現在術後13日目。
③手術の影響で自力排尿が現在困難。自己導尿になるかも。
④今後、抗がん剤治療。ただし薬の種類が減ること、腹膜播種で余命に影響?こわくて医師に『平均余命は言わないで』といってます。
現在、44歳。
【本編】
尊敬できる看護師さんが担当についてくださってます。
私の医療職としての『尊敬』の基準はたぶんこんな感じです。
①共感力が高い
②笑顔が多い
③一所懸命である
④知識・経験があり臨床技術が高い
⑤向上心がある
これだけです。
①~⑤は優先順位です。
①共感力が高い
重病であることや手術後の苦痛などの患者やご利用者にいかに相手の立場になって感情を共有できるか、
これだけで『痛み』『精神的ストレス』がやわらぎます。
しかも、感情を共有するにもかかわらず、冷静な視点を保てている方は尊敬します。
スキルでどうにか身につけることもある程度は可能かと思いますが、多くはパーソナリティかと思います。
②笑顔が多い
人は基本的に知らないことに対して警戒しますよね。
看護師さんも同じで『どんな人かなあ』と警戒します。そこで笑顔があれば警戒レベルはたちまち下がります。
当たり前か。
③一所懸命
『わたしのことを大事に思ってくれている』と感じた瞬間に私はフラ~っと信用してしまいます。これも当たり前か。
④知識・経験がありともなって臨床技術が高い
⑤向上心がある
『良くなろうとする気持ち』は程度の差こそあれ医療職をしていれば当たり前ですし、あまり重要視はしてないです。
①~⑤全部そろっていなくても凸凹はあれど、知識・経験・技術が最低限あって『共感力』と『笑顔』があれば、なんかオッケーな気がします。
反対に『共感力』と『笑顔』がなければ『冷たさ』を感じますよね。
『冷たさ』を感じるような対人援助職、いやですよ。だって看護師さんとはいえ、出会ってすぐ私たち患者は心身ともに丸裸なわけですから。
今回の担当看護師さんは
①共感力が高い
②笑顔が多い
③一所懸命である
④知識・経験がありともなって臨床技術が高い
がパーフェクトです。手術前後のつらいとき、どれだけ救われたか、感謝しかありません。⑤はそのたぐいの質問をしたことがないのでわかりません。
わたしもこんな臨床家になりたいです。
余談ですが
わたし以前も看護師さんについて書いてたんですねえ。2021年の入院時ですね。あまり思っていることは変わっていないです。
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