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がん再発8ヶ月⑤ お葬式に〇〇はいらない

【あらすじ】
41歳で直腸がんと診断され、化学療法→放射線治療→手術により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約8か月前に『がん局所再発』しました。人工肛門保有です。

『手術は無理です』と主治医に言われましたがセカンドオピニオンで大阪大学付属病院で『手術できるよ』とのことで2024年7月3日手術に臨みました。しかし、腹膜転移により手術は中断、(小腸閉塞部切除&腸つなぎ合わせ+仙骨一部切除はされてます)現在術後11日目。手術の影響で自力排尿が現在困難です。自己導尿になるかも。

【本編】
自分のお葬式ってどんなものを想像しますか?わたしはあの何とも厳かで暗い雰囲気のお葬式は苦手です。そんなもんか、お葬式って。もし死期がわかるなら『こんな風にしておくれよ』ってちょっと言ってみたくないですか?

少なくともまだ冗談半分でわたしもそんなお葬式のイメージはあります。

まず…、いらないもの。
『坊さんのお経』『いかにもっていう祭壇』『無駄に高い花』
お経により『故人が成仏できたなあ』なんてのは残された者の気持ち一つですよね。そして当たり前のようにお坊さんを呼び高い布施を払うのも何か気持ちよく払いたくないんです。

なぜならお坊さんも同じ人間です。お経途中に『今日の晩御飯、何食べようかな』とか『早く今日は済ませよう』とか思ってるんじゃないかな、と邪推してしまうんですよ。そもそも菩提寺のお坊さんであっても、仲が良いわけではないですし。ほぼいきなり知らない人に対して『あんた極楽へいけますように』とお経を唱えるわけでしょう。ほんまに心込められる?と疑いたくなるんです。

昔はお坊さんと檀家さんの距離は近く、人間関係もあり、昔は心を込められたんではないか、と思いますが。

それなら関係が良かった、縁があった方とのお別れの時間を近くでできたらいいなと思います。来場者に一筆箋を渡してメッセージを書いてもらい棺に入れてもらう、とか。

あといらないもの『祭壇』と『花』です。

いかにも『ここに棺があります』という判で押したようなセレモニー感が嫌ですね。何か祭壇が遠い感じもします。それならばもう棺を客席のど真ん中に置いてみんな近いところでお別れしたいです。

『花』なんかもバカ高い花を葬儀屋に発注するよりは、その辺に割いている野花や町で売っている一輪の花をお気持ちのある方が買ってきて棺に添えるくらいでいいんです。

『音楽』もなんだかくら~い曲が多いですよね。どこでこんな曲仕入れてくるんや、セ〇マは、と思ったりします。

ここから葬式でかけてほしい『曲』ですので、ここで興味がなければ離脱してくださいね。

わたしはやっぱり『グッバイ来世でまた会おう』を出棺のときにかけてほしいですね。これ大好きです。

あとは『いちばん近くに』
大サビで泣いてしまう。

『Hey!みんな元気かい』
みんなさよなら~元気でね~って感じ。

『fight together』
仲間として心の片隅にいさせてね~という感じです。

『友よ~この先もずっと~』

『よければ一緒に』
みんななんとなく仲良くすれば世界は平和になるはず。

『愛は勝つ』
自分でピアノ演奏するとなぜか元気になります。

『ある晴れた金曜日の朝』
突然、死んでしまった若者がビートルズに生まれ変わるわけのわからん歌ですが『グッバイ来世でまた会おう』と一緒で死ぬことが怖くなくなります。

『It's Alright~君といるだけで~』

『I'll be there』
ただただ声とリズム、メロディがすべて良い。

『Man in the mirror』
なんていい歌。マイケルジャクソンが神にみえます。

『それが答えだ!』
答えなんてあるようでないようで、ようわからんけど、それが答えなんや!とトンチのようなわけのわからない歌詞ですが納得させられます。

『明星』
人生をすべて肯定してくれます。

『太陽の下』
藤巻さんの声、説得力ありますよね。

『タッタ』
葬儀の雰囲気にもっとも合わない曲かもですが、明るい気持ちになれます。

『彗星』
ただただ天才。

『Dirty old man~さらな夏よ~』
40前後でもっとも聞いた曲です。

『Arigato』
葬儀とは関係なく、今はまっている曲です。

みなさんは自分の葬式でどんな曲をかけたいですか?


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