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#25 はじめての東京マラソン。たのしく走れた理由。

こんにちは、haruです。

近所の桜も気づけば満開を過ぎ、春本番。
春は出会いと別れの季節ですね。

あっちにこっちに大忙しの先月。
気づけばドタバタ終わってしまいましたが、
3月3日、
東京マラソンに参加してきました。

はじめて当選して参加できたのですが、
楽しむことを目的に走ったわたしの目線でお伝えしたいと思います。

世界一安心安全な大会を目指す東京マラソン

走り終えての完走は、
とにかく楽しくて、
素敵な大会でした。

「世界一安心安全な大会を目指す」その宣言通り、
本当に安心安全でハッピーな大会なんじゃないかと思います。
(もちろん記録を目指して戦っている人たちもいますが、あくまでも一般のゆるランナー目線で)

行幸通りから見る東京駅が好き

2007年に始まった東京マラソン。

東京で働いている今、東京駅前の行幸通りが好きで、晴れた昼休みに散歩したりしてます。

そこが東京マラソンのゴールと知って、いつか走って見たいなと思っていたのでした。

今回、会社の協賛枠に応募して当選。
走れることが決まったのは11月の中旬頃。

過去2度フルマラソンは走ったことあるものの、42.195キロって普段の生活で走る距離ではないので、気力と体力が必要。

日々バタバタと過ごしてるうちにあっという間に冬になり、寒くて練習どころか起きられない日々が続きました。

◎5キロ以上の練習は、1回で迎えた本番。

普段走ってるかといわれたらそうでもなく、暑くも寒くもない時期に、たまにランニングする程度。(朝限定)
過去2回のフルマラソンも、真冬の寒さの中で練習したことがなく。
冬は暗くて寒くて眠いので、走ったことがありませんでした…

今回、そこが一番の不安要素。
家族も、この人よく寝てるけど本当に走るのだろうか?と思っていたと思います。

●皇居ランをしてみた。

皇居周りの「花の輪」
都道府県の県花を楽しめます

本番まで、年末はバタバタと過ぎ、
結局、1月の練習も0回。笑
さすがにこのままじゃ怪我するかも…と、
2月のあたたかい日に皇居にいき、1人でランニング。

10年以上ぶり?の皇居ラン

ゆっくり2周して。3周目は歩いたり止まったり、写真とったり。久々の皇居ランを楽しみました。

それ以外は、家の近くを3〜4キロ、計3回。
フルマラソンの練習ではなく、ただの運動不足解消レベル。

この少なすぎる練習で本番を迎えることに。

◎たのしく走れた理由とは。

それでも、当日はたのしく完走することができました。

その理由を6つ。

①天気

スタート地点は新宿都庁

冬の雨の日がくると、本番も雨だったらどうしよう…待ってる間に凍えそう…と思っていたのですが、

こればかりは変えられないので、晴れることを祈るのみ。
結果、当日は春のようなあたたかい日差しと、雲ひとつない青空に恵まれました。
スタートまでは日向を探して震えてたのに、走り始めると、日陰が心地いいほど気持ちのいい天気でした。

②靴

ASICSで選びました。

今回マラソンに出られることが決まって、新しい靴を買いに。
アシックスで足を計測してもらい、自分に合うシリーズをいくつか提案してもらいました。
普通のランニングシューズはもっていたので、前に進むのが楽しくなる靴に。 

普通に歩く時でさえ、靴が痛いと苦痛なので、長時間走る時の靴選びは、体への負担も考えると大切。

靴のおかげで、足も痛くならず、疲れてきたときも、地面をしっかり踏むことで前へ楽に進めた気がします。

③コース

東京観光しながら走れる。
これも今回たのしかったことのひとつ。

青空に映えるスカイツリー!

新宿都庁スタートにはじまり、雷門、スカイツリー、銀座、日本橋、東京タワー、ラストは丸の内、そして東京駅舎をバックにゴール!
まさに東京観光。

いつもは車でしか通れない都会のあの道もこの道も(というか車でも通ったことがない)、この日だけの特別感を味わいました。
東京タワーのベストショットが撮れる場所で電池が切れてしまったのが残念。

もちろん長い道のりですが、
いつもなら走ることのできない東京を走れるたのしさ。

日本橋

銀座や日本橋の大都会のビルの間を走りながら、すごいなーと。

それから、コースがフラットであることが、体への負担が少なく走りやすかったです。

坂があると、練習不足のわたしはそれだけで体力が奪われてしまうのですが、
本当にゆるやかな傾斜しかないので、最後までほぼ同じペースで進むことができました。

④栄養・エネルギー

アミノバイタル

今回練習不足は明らかだったので、直前になりエネルギーとコンディションに注目。笑

数ある中から、わたしはアミノバイタルを。
走る前、走る途中、走った後、
身体に必要なアミノ酸やエネルギーを効率よく取り入れられるセットをポケットに入れて。

このおかげなのか、最後までエネルギーが切れることなく同じペースで走り切れました。

大好きな中田屋のきんつば。食べかけですみません。

途中の給食で、
石川県の復興支援で銘菓が配られているスポットがありました。
これも、走る力に。

それから、疲れた時のクエン酸。
飴もポケットにいれて、途中でなめました。

スポンサーのエアーサロンパスを試せるということで、途中コース横の公園に寄り道してお試しもしたり。笑

タイムではなくたのしさを優先したので、
細かいことは気にせずたのしむことができました。

⑤沿道の声援や応援

東京マラソンのパンフレット

これは、ほんとうに力になりました。

がんばれ!の応援や、
メッセージボード、
会社の方が見つけてくれたり。

ゴール付近で待っててくれた夫と長男、
メッセージをくれた友人たち、
動画でも応援してくれた家族。

たくさんの応援から力をもらい、前に進むエネルギーに。

東京マラソンは応援が途切れないと聞いていましたが、
42.195キロ、本当にたくさんの方が応援していて。楽しかったです。

多くのボランティアの方や、当日の動線もすばらしく、いろんな人の力があっての東京マラソンだなと実感。

⑥外国人の多さ

スタート直前

世界6大マラソンの一つである東京マラソン。

東京マラソンは半数が海外からの参加者なんだそう。

海外の方はEnjoy!の気持ちが全面に出ていて、そんな雰囲気を感じながらのランがとにかく楽しかった。
海外の方同士が知り合いのランナーに会えた時のテンションの高さに、思わずこちらまで笑顔になったり。

わたしが足裏のカイロを取り忘れ笑、トイレに並ぶ列で剥がしていたら、New shoes?(たぶん靴擦れと思ったよう)と笑顔で話しかけてくれたり。
海外の方との小さなコミュニケーションも楽しめました。(笑顔とジェスチャーと単語で笑)

後半でしんどくなってくる頃、自分に思い切り活を入れている外国人女性がいて、後ろにいたおじさんと思わず顔を見合わせてしまうほど、こちらも活をもらったり。

世界中のランナーがいて、様々な国の応援もあって、まるで海外にいるような楽しい大会でした。

◎結果報告

翌日の行幸通りにて

結果、ネットタイムは4:52

わたしの中ではSUB5も達成できて、
何よりたのしく、怪我なく完走できたことが大満足でした。

自分のペースでいく

東京マラソンに参加する人は、この日のためにたくさんの練習を重ねていたはず。

こんな練習不足の自分に不安がないわけはない。でも、無理のないペースはなんとなくわかっていたので、そのペースを崩さず、周りに流されず、
自分のペースでいきました。

後半はペースが落ちるだろうと思っていましたが、今回は最後までペースが大きく変わることなく走り切れたことが、自分の中では一番うれしかったです。

決して早いタイムではないですが、
10年前初めてのホノルルでフルマラソンを走った時よりも、寄り道しても記録更新。
(ホノルルはアップダウンが多く、最後は足が棒でした)

家族も走りたくなる、マラソンの魅力。

メダルと、姪っ子と次男からのお花


ゴール付近に応援にきてくれた家族。
夫は、みんなのゴール前の達成感に満ちた顔を見てたら、走りたくなったと。
(そりゃぁ、しんどい距離を走り続けてやっと終わるのですから…この達成感?一度味わって欲しい。笑)

長男は、
母ちゃんと一緒に走りたいと。
(走れるように母ちゃん健康でいます)

次男は、(留守番中、姪っ子たちと応援アプリでわたしの位置を確認しながら応援してくれていました)「ぼくも一緒に走れるマラソンってある?」と(今年は親子ランに挑戦したい)

わたしが走りたくて走らせてもらったけど、
そうやって、家族や誰かに、
そんな気持ちを届けられたならば、
マラソンの力ってすごいなと。

様々なことを感じたフルマラソン。

東京マラソンが人気なのもの納得。

やってみることは、自分の経験を増やすこと。

ひとりごほうびランチ。

翌日は通常通り。

あんなに歓喜に満ちたゴールの行幸通りも、
たくさんの車が通るいつもの通りに。

わたしもいつも通り通勤し、
いつもと変わらず仕事。

でも、マラソンで消耗したエネルギー量は大きく、
免疫力が落ちて風邪など引きやすいと聞いたのでリカバリーも忘れずに。

ゴール後にもらったバスクリンでゆっくりお風呂に浸かって疲労をほぐし、ぐっすり寝ました。

今思い出しても、たのしかったなぁ。

マラソンに限らず、やってみたいことをやってみることは、結果がどうであれ、振り返った時にも満足度が高い経験になる気がします。

以上、ゆるくたのしむ、東京マラソン報告でした!

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