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【インターン体験記】牧師のお手伝いをしたいと考えている私が葬儀社のインターンシップで感じたこと

キリスト教専門葬儀社ライフワークスのインターンシップを体験された学生さんの体験談をまとめてみました!!


〇話し手
東京基督教大学4年生
Mさん
〇聞き手
ライフワークス鎌倉オフィス総務
工藤
 
―自己紹介をお願いします。

Mさん:東京基督教大学4年生のMです。
サークルは昔サッカーをしていたこともあり、フットサルのサークルに入っています。
趣味はオンラインゲームが好きで、休日はよくゲームをしています!
 
―Mさんはライフワークスに入社している山本さんの同級生とお聞きしています。

Mさん:そうですね。コロナで休学してしまったので1年遅く卒業になってしまいましたが、そのおかげで山本さんがインターンや就職先としてライフワークスを勧めてくれたのは大きかったです!
 
―インターンをしようと思ったきっかけは山本さんだったんですね!

Mさん:4年生になり、就職を考えた時に社長が大学でキャリア教育という授業でライフワークスの働きについて講義してくださった事があり、葬儀社に山本さんが就職されたことを思い出したんです。
また、山本さんがインターンに誘ってくださったこともあって今回のインターンに応募いたしました。
 
―インターンには2回参加してくださっておりますがモチベーションに変化はあったのでしょうか。

1回目は山本さんが誘ってくれたからでしたが、2回目は前回のインターンシップで参加させていただいたご自宅葬で、亡くなられたおばあ様に参列した方々が手紙を紹介していたのですが、終始笑いが絶えなくて…キリスト教葬儀が笑顔溢れる葬儀であることに希望を感じ改めてライフワークスの働きをもっと深く知りたいと思い2回目を応募しました。
 
―インターンはどのような事をするのでしょうか。

Mさん:1回目のインターンは主に葬儀の同行と準備がメインでした。
6日間という短い期間でしたが2回の葬儀に参加させていただきました。
私の大学では「牧会学」という講義があって、牧師が教会でメッセージを取り継ぎ、教会員の心と魂に慰めと安心を与えるためにどのようにメッセージを伝えるかなどを習います。インターンで葬儀に参加して、牧師先生とご遺族様、葬儀社で葬儀を作るうえで心に安心と慰めを与えるために牧師先生がよりメッセージに集中できるように葬儀社が準備を行うという点では私の思い描く進路としてはぴったりでした!
牧師になるというよりも牧師のお手伝いをしたいと考えていたので…
 
―1回目のインターンで葬儀のリアルに触れてご自身の進路としても考えられたんですね!葬儀がない場合もあると思うのですが、葬儀以外の仕事内容としてはいかがでしたか。

Mさん:2回目のインターンがまさに葬儀がない期間のインターンでして、カレンダーを持って教会へご挨拶周りに伺うのに同行させていただきました。
普段、葬儀がない時に教会へご挨拶に伺い牧師先生や教会員の方々とお話しをする中で関係性を大切にされていることを間近で見させていただきました。クリスチャンの共同体意識の強さを再確認するとともに新しい関係を作る難しさも痛感いたしました。
営業以外では葬儀の打ち合わせと事前相談にも同行することができ、葬儀に関わる書類の手続きや葬儀の流れの確認など事務的な部分に触れ、キリスト教葬儀の理解を深めることが来たと思います。
 
―1回目と2回目では内容がかなり違っていたんですね!2回目のインターンでは特に意識して行ったことなどありますか?

Mさん:インターンシップ1回目に同行させていただいた2度の葬儀を見て、葬儀の「慰め」と「共同体」の部分に強く魅力を感じましたが、今回のインターンではご遺族様の悲しみに触れ慰めには手の届かない領域があり、ご遺族様を目の前にした時に感じた「無力感」や「緊張感」という現実的な部分では、この働きの責任の重さを実感しました。
 
―葬儀で人の死と関わる上では「大変だ!」と感じることがあるかと思いますが、その点ではいかがでしょうか。

Mさん:やはり心を傷めるご遺族の方に短い期間で信頼をしていただき、安心して葬儀に臨めるよう関係づくりをすることの難しさを感じました。
また、お亡くなりになられてから打合せまでの短期間でも準備することはたくさんありますし、失敗が許されない部分も見えました。
 
―インターンでは希望を感じる反面、葬儀業界というシビアな部分も見えたのですね!
最後にインターンを考えている方へひとことお願いします。

Mさん:私は家族が牧師のためクリスチャン目線になってしまうのですが、葬儀は教会の成長としても大きな役割があると感じています。大きな悲しみの前に参加している会葬者が葬儀を通して悲しみを乗り越えて、神様に目を向ける場だと思うのでより関わりが強固になると感じています。また教会という「神の家族」をより間近で感じられ、悲しみも希望も色々な感情の部分でも刺激をもらえる場であると思います。
人としても成長し、教会というコミュニティにも触れられるのでクリスチャンの方にはこの感覚を間近で感じてもらいたいと思います!もちろんクリスチャンでない方でもキリスト教葬儀は希望を感じる場ですので「葬儀から福音」を感じてもらえると思います。


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