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『何を』ではなく『誰と』の視点で考えてみる

こんにちは。とーあです。
先日、『君は誰と生きるか』(著者:永松茂久さん)という書籍を読みました。
『仕事』や『働く』を考えていく中で、僕が大切にしたいと思っていたこと。
どうやら忘れていたようです。


「誰と」とか「誰のために」とか

遡ること、もう十何年も昔のことです。
高校を卒業してすぐに入った会社でのこと。

配属された部署の体制上、先輩が横についてあれこれ教えてもらえる。
残念ながら、そんな環境ではありませんでした。

それでも頑張れたのは、
上司も忙しい中、いつも気遣って声をかけてくれて本当に優しかったから。
大変そうだった姿をみて、早く力になって助けたい。と思っていました。

それだけではなく、
周りの部署の先輩たちもとにかく気遣ってくれたこと。
困っていることはないか、わからないことはないか、とにかく気にかけてくれていました。

入社当初から、人に恵まれた環境で働いていたと思います。
そしてその環境は、自分が先輩という立場になり年数が経っても続いていました。
後輩にも恵まれ、支えられてきました。

いい仲間と共に働くこと。
人事部だったこともありますが、仲間のために働くこと。
人に支えられてきた経験が、こういった想いを強くさせ、働く上で大事な要素となりました。


「何を」に縛られ始めていた

「誰と」や「誰のために」
僕にとっては、かなり重要な要素です。

しかし、その大事な要素を見失い、「何を」に縛られていたことに気づきました。
いつからなのか、何が理由なのか、はっきりとは分かりません。

もちろん、「何をしたいか」は大事。
転職活動で、事業内容や仕事内容を見るように。

ただ、何をしたいかの「背景」の方が重要だということです。

『君は誰と生きるか』書籍のタイトルの通りですが、
「誰と」を考えた時、「何を」が見えるんだと思います。

あまりにも多くの「誰か」
そして深く知りもしない遠くの「誰か」

そこにばかり意識が向いていたのではないか。

そんな風に思っています。


焦らずゆっくり、近くから

「顔が広い人はすごい。」
「色んな人と繋がっていかないといけない。」

『君は誰と生きるか』を読むまでは、心の底から思っていました。

「誰と生きるか」を考えた上で、人脈を広げていくのであればいいと思いますが、
闇雲に広げる必要はない。そう思っています。

少なからず僕が「誰と生きるか」を考えた時、
今、考えなしに人脈を広げる必要はないのではないか。と思っています。


「誰と生きるか」
「だから何をするのか」

広く、繋がりやすくなっている時代だからこそ、
今一度、ゆっくり考えてみてもいいかもしれません。


今回は少し短いですがここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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