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✔︎一番の味方を思い出す

不妊治療をしながら会社での仕事をしていた頃の私は、毎朝7時頃には出社。そして定時には帰れるよう、かなり段取りや効率を考えながら仕事を進めることを心がけてきました。というのも、希望していた妊娠を叶えたい想いから、毎日健康的な生活をし、身体を整えたかったからです。そのため、一つ生活の中で大きく変えたことがあります。それは、今まで頻繁に参加していた飲み会を断るようにしたことでした。

〈参加したいけど、やめておこう。〉


当時、比較的若い世代が多く集まる部署で仕事をしており、頻繁に食事会や飲み会が行われておりました。楽しい雰囲気が好きでよく参加していたのですが、お酒を飲みたくなかったことや、食事制限をしており食べたくない食材にも手をつける可能性を考え、お断りするようにしました。周りから「前は参加してくれたのに」と言われると、正直複雑な気持ちでした。

〈言いたいけど言えない私〉


今の自分なら治療しているということをオープンに言えたと思いますが、当時の私はまだ若すぎて、その勇気がありませんでした。自分が治療をしていることが周りに広まることに対する恐れもありました。
自分以外の若手が楽しそうにしている様子を見て、正直羨ましいと思うことも多々ありましたし、 また一方で、治療のことがどこかから漏れて彼らの耳にすでに入っているのではないかと思うと、不信感や落ち着かない気持ちもありました。
でもそんな時、いつも話を聞いてくれたのは夫でした。

〈一番の理解者は?〉

会社にいると一人なのでついつい忘れがちになりますが、私には一番の味方がいるのでした。
何か辛いなと思う時、あなたのことを理解してくれる味方は誰ですか。
その存在を思い出すと、不思議と心が落ち着き、また頑張ろうという気持ちを取り戻せるはずです。

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