初めてロッククライミングで恐怖を感じた

こんにちは、Toruです。

先日、埼玉県飯能市の伊豆ヶ岳という山に登ってきました。
飯能を代表する山の一つです。

ぞこで「男坂」という名の岩場に挑戦しました。
3年前にも挑戦したのですが、当時の自分ではとても登れそうになかったので、撤退しました。
今回はそのリベンジです。

これが伊豆ヶ岳です。
50m程の長い岩場です。


結論から言うと、無事に登り切ることが出来ました。
しかし、今までにない恐怖を覚えました。

事前に調べたところによると、男坂は初級〜中級程度の難易度のロッククライミングらしいです。
確かにどうしようもないほど難しくはなかったです。
鎖はしっかりしてるし、足場もきちんとある。
ただ全長50mもあるので高度感が凄く、後ろを振り返ると足がすくみます。
また、どれだけ足場がしっかりしていても足を滑らせたら滑落します。
一つのミスが、文字通り命取りになります。
その恐怖で身体が強張り、手汗が吹き出て、いつも通りに登れませんでした。
恐怖感がなければスイスイ登れたのかもしれませんが、必要以上に慎重になっていた気がします。

「なんでこんなとこ来ちゃったんだろう…!」

ってブツブツ呟きながら登っていました。
もう降りることすら出来ないから登るしかない。
早く安全なところまで行きたいとだけ考えていました。

僕は一人旅が趣味です。
このnoteにも旅のことなどを書いていこうと思っています。
そして3年前からは山にも登り始めました。
山に興味を持ったきっかけは、プロアドベンチャレーサーの田中陽希さんがテレビ番組(グレートトラバース2)で、戸隠山の「蟻の戸渡り」という超危険な岩場を歩いているのを見たからです。
その危険な行動を楽しそうだなと思ってしまったのです。
自分の「蟻の戸渡り」に挑戦してみたいとずっと思ってきました。

そして先日の男坂です。
自分にとって初めての本格的に危険な岩場です。
今この記事を書きながらも、恐怖を思い出して、手汗が吹き出て、身体は落ち着かず震えています。
本当に怖かった。

今後、こういう危険を伴うアクティビティに挑戦していくか悩んでいます。
いつか本当に死んでしまうかもしれない。
こんなに恐ろしかったのに、そこに楽しさを感じている自分がいるのも怖い。
これが加速していくと本当にヤバいのではないか。
引き返すなら今なのではないか。
そんな風な考えがグルグルとしています。

でもこの恐怖を知れてよかったです。
今後どうしていくかじっくり考えていきたいと思います。

それではまた明日。

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