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ついに田舎の家を購入!するとご近所さんたちの態度が変わった

 今年、ついにこれまで借りていた家を購入し、登記も完了しました。実に長い道のりでした。その道のりを振り返りがてら、田舎で家を買うことがどのようなことにつながるのか解説していきます。


相続されていない家

 移住した当初は、縁もゆかりもないこの土地が合わなかったらすぐに出ていくことになるかもしれない、と保険をかけていたのが半分、お金がなかったのが半分で家は賃貸で探していました。それでようやく見つかった一軒家。もう住むことはないから好きにしていいという破格の条件付きでした。ただし、故人の遺品はそのままになっていたのでまずは家の片付けゴミ出しから始まったことを覚えています。
 古い家だったので、自分たちが住みやすいように、あっちを直しこっちを直し。床を張ったり壁を塗ったりコツコツとDIYを重ねてきました。そして3年が過ぎた頃、なんだかんだこの土地とは今後も付き合っていくだろうと覚悟を決めて大家さんに購入の意思を申し出たところ、購入自体は了承いただいたものの、大きな問題が発覚。この家、大家さんの物じゃなかったんです。登記上は大家さんの死んだお母さんの持ち物で、長男だった大家さんが継いだ形になっていただけだそうで。大家さんには妹が2人おり、ちゃんと相続していただかないと、売買ができない・・・!死んだ人とは契約できません!大家さんに相続をしっかりしていただくことをお願いしました。
 土地家屋の売買については「これまでの家賃分でいいよ」と言われたので、これまで支払った総額を確認すると70万円弱。まじでこんなんでいいんですか?土地だけで500平米以上ありますよ。プラスで数十万円の支払いを覚悟していたので、非常にありがたい申し出でした。相続に関する費用は大家さんで、登記変更に関する費用はこちらで持つことで話はまとまりました。

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