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子どもが本を読むのを仕組み化する

 昨日紹介した記事でも書きましたが、今小学1年生の娘にとにかくたくさん本を読んでもらいたくて、読書手帳を作りました。

で、さらにこれを仕組み化して効率化を図ろうと大人ならではのズルい思考に進んでいます。


声かけと読み聞かせ

 仕事から帰ったら、手帳を見て「今日もいっぱい本読んだね」と声かけをするようにしています。父子のコミュニケーションの一環ですね。子どもが勝手に読んでいくだけでなく、寝る前の読み聞かせも欠かせません。1人で読むにはまだ少し難しい系の本や、紙芝居などを読んでいます。これで、次のステップへのモチベートをかけています。


弟に読み聞かせた?オーケー!

 うちには下に弟がいるのですが、弟へ読み聞かせた分もOKにしています。実はこれが最も効果的な仕組みだなと考えています。弟くんももちろん、本をたくさん読む子に育ってほしいわけです。しかし、1人にかけられていた労力を2人に分散させると非常に大変なのです。具体的な事例で言えば、夜の読み聞かせです。下の子の本を読んでから、上の子の本も読む。これが1冊ずつならいいのですが、ひどい時は1人3冊とか持ってこられることもあります。これだけ読んだら声もガラガラ、むしろ疲れて先に寝てしまうレベル。それに、夜だけとなると効率が悪いので日中も自主的に読ませるようにしたい。あ、それなら上の子が読み聞かせればいいんだ、となりました。


読み聞かせの効果

 上の子が下の子へ読み聞かせる、この効果は単純に親の労力が減ってラッキー!なんてことではありません。決して。いや、ちょっとはそんな気持ちはありますが。
 まず、声に出して読むことはとても効果的だと思っています。受験勉強の時、予備校の講師にも言われました。「五感をフルに活用した方が頭には残る。出来るだけ声に出せ」と。目で見て、声に出すことで、耳でも感じることができます。読むという行為は基本目だけですが、声を発することで耳も使うことになります。小学校で先生が生徒に一行ずつ読ませるのも意味があるんですね。レベルを落とした本だとしても声に出して読むことでより頭に入りやすくなります。


無理をしない

 本を読んで欲しいと望むのは親の勝手です。それを子どもに強要するのは避けたいと考えています。1日何冊とかノルマを設けるわけではないですし、あくまで読みたいときに読むスタイルで。勉強だってそうですが、嫌いになってしまったら意味ないですからね。数日空いてしまっても何も言いません。本を読む習慣を0歳の頃より身につけさせてきたので、また気づいたら本を読むようになっています。子どもの気分を大切にしたいなと思います。
 また、自分も無理をしないことが大事ですね。「本読んでー」とこられても、無理な時は無理って言いますし、あまりに冊数が多い時は断ることもあります。読み続けると喉痛くなっちゃうんですよ。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!