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怒りに反応せず話し合いをするための4STEP

1ヶ月会話をしていなかった妻から突然
今後のことについて話がしたいと切り出されました。

「今後のこと」って言ってるのに
あの時ああだったこうだったと過去のことについて
ネチネチ行ってくるのはなぜなのだろう??
そして感情的になって怒り出す。
怒りのエネルギーをぶつけられると
条件反射的に僕も怒りが湧いてきて
売り言葉に買い言葉でぶつかってしまう。
「やられたらやり返す・・倍返しだ!」
みたいな心境ですかね。

そうすると話合いがいつの間にか喧嘩になり、
長時間に及び疲弊する。
これがこれまでのパターンでした。

それが毎回本当嫌なので
今回はそのパターンを変えてみました。

怒りに怒りを返さない

怒りのエネルギーをぶつけてきた相手に
イラっとしないというのは
単純なことのようで、カッとなりやすい人には
超難しいこと。

他の人には受け流すことができるのに、
身近な人、親とか妻にはなぜかできない

ということもあります。

だから今回は最初から受け流すと決めておきました
怒りのエネルギーをぶつけること自体
自分自身のエネルギーの浪費だ、と。
疲れることはしたくない、と。

話し合いをする前に自分のスタンスを決めておくこと、
超大事です。

拒否・黙秘・スルーする

自動車だって正面と正面でぶつかるから
大事故に至るわけで、
ぶつからなきゃ擦り傷程度で済んだりします。

夫婦の会話も同じ。
正面からぶつからない。
言いたくないことは「言いたくない」と言う。
口に出したらまずいことは黙秘。
流れが変わらない時はスルーして違う話題に。

そんなことしたら空気悪くならない?
と思うかもしれませんが、
意外となりません。
言われたことになんとか対抗してやろうと
屁理屈を捏ねたり
相手の粗探しをして重箱の隅をつついた方が
空気が悪くなります。

答えた方がマズい、めんどくさい
というようなことはとことんスルー。
特に女性は話しているうちに脇道に逸れることが多いですから。
そんなことより、話の核心を突いて、
話題を本筋に戻していきましょう。

ポイントを限定して謝る

謝罪するということは
自分の非を認めたことにならないか?
と思われる方も多いでしょう。
僕は試行錯誤の末、ある理論にたどり着きました。

それは、ポイントを限定して謝罪する、です。
漠然ととりあえず謝ると
全面的に非を認めたことになってしまいますが、
ポイントを限定することで
行為に対する非は認めないが
相手の溜飲を下げることができます。

それは
相手が抱いた感情に対する謝罪です。

悲しい思いをさせたこと
辛い思いをさせたこと
嫌な気持ちにさせたこと
これらについて謝ります。

相手のそう思った気持ちについては
客観的な事実がどうあれ否定できることではありません。
相手の気持ちを認める、
共感することで
怒りのエネルギーを落ち着かせることができます。

感謝を伝える

最後に、怒りのエネルギーを反転させます。
怒りに怒りを返したり、
言い訳とか弁明を返すと火に油を注ぐだけ。
返す言葉は感謝の気持ちです。

そう、仏になりましょう。

脈絡もないように聞こえるかもしれないですが、
感謝を伝えられて嫌な気持ちになる人はいません。

いつも家事をしてくれて感謝している
子どもたちを産んでくれたことは感謝している
などなど
ごく当たり前のことに感謝を伝えます。

この時点では相手のトーンもだいぶ落ちているはず。
ここで畳み掛けることで
落ち着いた話し合いに進むことができます。

ちなみに我が家

落ち着いた話し合いになったところで
僕には建設的な話を一切する気がなかったので
この話、はい終了。
具体的な部分は弁護士さんを通してくださいね。
としました。

夫婦で感情的に向き合うことも非常に大事なことなのですが、
ものすごくエネルギーを使います。
そこに一生懸命向き合ってどうにかしていくつもりがないのであれば
第三者を通して解決の方策を取るのが良い選択である
と僕は思っています。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!