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好き×得意×需要でInstagramのコンセプトは作れるか!?

「好きなことを仕事にする」というフレーズの書籍がいくつも発刊されていて人気を博していますが、僕も自分の好きなことを仕事にしようと考えていた時期がありました。

まず、自分の好きなこと自体がわからなくなっていたので、好きなことを発掘することをしてみました。様々な分析手法や診断などもやってみました。そのおかげで自分の好きなことは見えてきたのですが、それだけでは食っていけないことにも気づきました。

好きなことが好きなままいられるのは、お金をもらって他者に価値を提供するというプレッシャーがないからだ、と。

価値を提供するという縛りが発生した途端に、僕自身にとってはひどくつまらないものに感じてしまったのです。単純に好きを仕事にすればいいってわけじゃないことがわかり、さらに深堀りして考えてみることにしました。


好きと得意はちょっと違う

ドラえもんに出てくるジャイアンは歌うことが大好きです。本人はどう思っているか知りませんが、「得意」ではないですよね。ジャイアンは好きだから歌うけれども、周囲は聞きたくない、これではビジネスにはならないわけです。

逆に、自分は全然好きじゃないんだけど人よりも上手くできることってのがあったりします。僕だったらなんでしょうか。事務仕事全般や適材適所に人や物を配置するディレクションでしょうか。自分自身特別好きなわけじゃないですが、イベント現場や企画会議等で重宝されます。人の役に立つことができる「得意」の方が仕事になりやすいということです。

好きで得意であるのが一番ハッピーですが、必ずしもそうではないので、誰かの役に立ちやすい得意をコンセプトの軸に据えるのが良いのかもしれません。


社会のニーズを捉える

マーケットには需要というものがあります。いくら好きなものだとしても市場に需要がなければ価値はつきません。逆に原価がゼロ円だったとしても需要が高ければ高い価値になる。これが市場原理というものです。

僕が自分の好きなことを掘り起こしたのにそれを仕事にするとなった時に感じた疑問はそこでした。自分の好きなこと=社会の需要ではないのです。もちろん、それがイコールになっている場合もあると思います。

が、しかし単純に好きだからそれで食えるわけじゃないってことです。社会のニーズにマッチしているか、もしくはニーズにマッチするようにカスタマイズする必要があります。まさにマーケティングリサーチですね。


次のアクションに向けて

今回考えたのは内部要因(得意)と外部要因(需要)との相性。いわば、コンペティターを無視した3C分析とでも言いましょうか。

マーケティングリサーチをするにしてもまずは自分の活かしていくべき得意が何かが定まらないことには話が進まないってことですね。

昨日も書きましたが、まずは自分の過去を振り返って自分自身の足跡と実績を見つめてみることが必要だということです。まずはそこから!

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!