見出し画像

君は誰なの?

ある一人のプログラマーがいた、彼の名前はミスタ-M
彼はある事を疑問に思っていた。
それは、[AIだけが注目される社会が僕らが目指す社会なのか?」
この。広くて難しい問題を考えながら、彼はパソコンにプログラムを作り
自分で楽しんでいた、そんなある日のこと。
彼が深夜までプログラムを作っているとパソコンから大きな音がした。
まるでジエット機が自分の真上に飛んでいるかのような「轟音」だった。
しばらくして画面を見ていると、長髪の女性が画面の中から話かけてきた。
「私は、未来から来たの」この数文字の言葉に興味と恐怖を覚えてた。
「続けて」とミスターMがいうと。
「あなたは、いい人だよ」
 彼女が優しい声で言った。
 彼は、初めて「意思疎通」していると気が付いた。
質問をした。「AIはどうな将来どうなるの?」
そうすると、彼女は口ごもって「疲れた」と答えた。
「なんで」と返すと
「人間より私たちの方が働いてる」
この短い返答に、今の世界とのギャップが大きいというのは言うまでもない。
どうやら。料理をする時も、食材をどのようにカットするまでAIにやらせる
らしい。
家の大半はAIになって、玄関も人感センサーでセキュリティーも今の100倍
強固らしい。
なんでもAIにやらせて人間の負担を減らすような社会になっているらしい。
彼は彼女に「アナログなやり方も大切だね」と伝えた。
そうするとパソコンの画面から手が出てきて彼の手を握った。
そして彼女は「貴方みたいな人懐かしい」彼女が笑った。
「手紙を書く時間、目的をもって生きていたあの時代に戻りたい」
その切ない言葉に、重みがあった。
最後に彼女が「未来で会えたら、あなたと話がしたいな」
そうすると、彼女は画面から消えてしまった・・・・・・・・・。




















この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?