【HSP】自分を慈しむ本
予報は一日雨。
朝から一日中、読みたい本に浸るぞ!と楽しみに、昨日のうちに図書館で借りてきたこちらの本。
涙が溢れたとき用のティッシュ、豆からひいて淹れた香り立つコーヒーをサイドテーブルにセットして。
パジャマのままソファーに寝転がってクッションを抱きながら読む。
私にとっての至福な時間。
4〜5年ほど前に読んだ「繊細さんの本」以来手つかずだった、武田友紀さんの本です。
「繊細さんの本」を読んだ時は違和感を感じていたので、どうかなぁと期待せず(失礼!)ページを開いたのですが
これほどまで胸に温かさが染み渡る本だとは思いませんでした。
一節一節に、言葉ひとつひとつに、
繊細さんだからこそ生まれるニュアンスや、私が求めている「深いところで繋がる」感覚がありました。
心が包まれるような優しさがありつつ、それでいて違う角度から本質を伝えてくれる潔さも感じられて、素晴らしい本でした!
なにより、自分を丁寧に慈しむ想いが全ページから感じられました。
以前の『繊細さんの本』でしっくり来なかった…と感じたHSS型HSPの方にも「分かりみが深い」内容ではないでしょうか。
(素敵な本やnoteを読んだ後は、自分の語彙力のなさに本当にがっかりする。。)
語彙力と言えば、ふと思うこと。
これは私だけの感覚かもですが、HSPさんは流行りの言葉が苦手だったりしませんか?
前述の「分かりみが深い」もそうですけど、
「バズる」とか「無理ゲー」とか「オネシャス」とか「○○しか勝たん」とか。。(もはや古い?)
"敢えて"文章を引き立てるために使うことはあっても、日常で見聞きするとモヤっゾワっとしてしまうのは私だけでしょうか…
という独りよがりな考察は置いといて。
この本の中で、一番印象的だったのがこちら。
HSS型HSPを自覚して、この小難しい感覚は才能だったんだ!と感動し、この才能を強みとして活かしたい!!と意気込んでいた私。
実際にHSPの才能を活かして社会と繋がり、社会に喜びや価値を提供している人たちを知るたびに、すごいなぁ、羨ましいなぁ、そんな人になりたいなぁ・・・!と思っていました。
そっかぁ・・・、そうだよね。
武器とか強みとか、使いこなすことは素敵だしとても価値あることだけど、それ以前に
『わたしはわたしで良かった』
って心から自分を受け入れられること、
この才能のおかげで生きてる喜びを感じられていること
それが私にとって人生で一番大切にしたいことだ…!!
その想いを掘り起こしてくれた一節でした。
こんな素敵な本に出会えて、本当に感謝です。
そして、最後のページにあったこんな一節。
これまで必死に
「頑張って何者かにならないと」
そう思い込んで、間違ったナビ設定をしていた私。
こんなふうに軽やかに、自分の感覚に素直に生きていきたいなぁ。
明日は晴れ。
傍に置いておきたい本なので、薄手のワンピースを着て本屋さんに買いに行こう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた明日!
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