28歳 徒然なるままに
先日、誕生日を迎え28歳になった。
27歳から一つ歳をとったということには、あまり変化を感じなくて、28歳の抱負というのも特にはないんだけれど。
「25歳になって気づいたこと」を書いてから、もう3年も経ったのかと思うと、
色々と感じたこと、変わったことがあった気がする。(見返すとなんだか恥ずかしい)
あのときから3年が経った今。
感じたことや思ったこと、これからのことを、
徒然なるままに、記してみようかなと思う。
インプットの時期だ | 行きたいところに行き やりたいことをやってみる
普段、休みは土曜の午後と日曜日。
たまにある祝日と有給休暇。
1日休んで脳が休まって、何かが閃きそうになったタイミングで仕事が再開してしまう。
「もっとまとまった休みを、取りたいタイミングで欲しい」
そう思ったことが、幾度もある。
自然の中に、長期間滞在して
心が解放した状態であれば…。
とはいえ、
今の職場は、大変な時ももちろんあるけれど、
人との関わり方も、この職場おかげで少しだけ自信が持てた。自分との付き合い方もわかってきた。
今手放すのは勿体無いようで
もう少しいてもいいかな…と。
「時間はあるけど、やりたいこと、行きたいこと行くためのお金がない。やっぱりお金って大事だわ。」
と、仕事を手放して、時間を手に入れた友人が言っていたのを聞くと、
このまま安定した収入を得ているからこその、心の安定もあるわけで
上手いこと時間や体力を残して
やりたいこと、行きたい場所、躊躇いなく行動するのもいいのかなと。
それこそ、
これを上手く表現してみたいし、
小さな幸せに気づけるように。
アウトプットというよりかは、
今はインプットの期間だと思って、
色んなこと見て、試して、吸収していきたい。
感性を磨いてみたい。
・・・
イラストレーター、画家のようなことをしたい。生活雑貨や育てている植物、ベリーたちの絵を描きたい。
季節の果物や植物の絵を描いたり
それらを使ってお菓子を作りたい。
(好きなコーヒーや紅茶をお供に)
四季を感じて、絵を描いて
カレンダーにしてみたい。
そして、欲しかったオールドレンズ「緑のロッコール」を手に入れて、
なんだか緑緑した生活をしてみたいなんて思ってる。
小さい頃から好きだったものは、
大人になっても好きみたい。
植物、生き物、カメラに本と絵と音楽。
趣味がいっぱいで
それこそ休日が足りないな。
もう少し働いてみて、それでもやっぱり時間が欲しくなったり、
真剣に学びたいこと見つかったら、思い切って手放してみるのかもしれない。
目から語るということ
妹から伝えられた言葉。
「笑う」「怒る」「無表情」
私を側から見ると、この3つの表情しかないように思えたようで、
「『ほほえみ』を覚えると良いよ。」
と、教えてくれた。
どんだけ怖い顔してたんだろう。
メラビアンの法則でも、
人は「何を話すか」より「どんな見た目か」「どんな声をしているか」
で判断されているらしい。
もっといろんなトークができる人間になりたいと、
人と話すたびに思ってしまうけれど、
話しかけやすい雰囲気を醸し出すことだったら、
ハードルも低いような気がするし
「目」から優しく語れる人になりたい。
マスクで隠れて、目しか見えないのに
感情が伝わるのは、目が語っているからだと思うから。
どんな言葉を投げかけるより、
どんな行動をするかよりもまず、
目で微笑んでいたいな。
そりゃ四六時中は難しいかもだけど、
意識するだけでも。
幸せだから笑うんじゃなくて、
笑う(微笑む)から幸せなんだって。
おばあちゃんも
「幸せだから感謝するのではなく
感謝するから幸せなのよ。」と、
少し早い、誕生日カードに書いてくれていたっけ。
相談するということ
仕事でなんだかうまくいかないとおもったとき自分に共通するのは、人にもっと相談しなかったこと。
強がってるわけじゃないけれど、
なんだか1人で突っ走ってしまうことがある。
相談したいけど、相手は忙しいかもしれないし、
自分で調べることが良いことだと思っていた。
でも、コミュニケーションのひとつとしても
相談(甘えてみる)こともだいじにしたい。
頼られるって嬉しいじゃん。
あ、これを読んでくれている人も
何かできることがあったら、
いつでも相談してね。
いつも明るくいる必要なんてなくて
たまにはネガティブな言葉の吐き出し口があるってとても心強い。
私も急に誰かに相談したくなるときがある、
強がらず、恥ずかしがらず、
心のブレーキ外させてもらうね。
個人から分人へ
「本当の自分」でいられることが、
心地よくいられる生き方、働き方だと思っていた。
家族や、友人、恋人、職場の人との関わり方がどれも違う自分は
なんとなくこれは八方美人な感じがするし、
きっとSNS上での自分と、
リアルな自分ともまた違う雰囲気があるだろう。
だから誰に対しても同じように接しられて、ぶれない軸があるような人。
もはや、根っからの優しい人間に憧れを持っていた。
「本当の自分」をブレなく持つことが良い生き方なのかな。
あらゆる人間関係の中で、自分を演技することは否定されてしまうかな…。
ちょうど、そんなことを意識し始めていた時に、
この本に出会った。
共感の嵐。
感じていたことを、著者の平野啓一郎さんが言語化してくれた感じ。
今まで人によって自分を使い分けている。
それが嫌で、たった一つの「本当の自分」でいられることや、環境を探していたけれど
どの自分も、全部自分であって
むしろ「本当の自分」なんてものはなくて
周りの影響を受けて、環境によって出来上がったものだと言う。
半分は自分。半分は相手の影響。
だから「相手は自分の鏡」というのは、半分正解。相手の半分は、わたしがどう変わるかで変えられる。
平野さんは、対人関係を分数で表現していて、
ものすごくこれにも共感だった。
それに加えて、人間関係は色の組み合わせだとも私は思う。
一人一人が色を持っていて(それもまた変わり移る)
のように、合わさる色によって色が変わる。
個人が特定の色を持ちつつも
他者のもつ色と合わさることでそれぞれの色も変わるんじゃないかな。
だから、自分以外の人と関わる限り
色は変わり続ける。
そして過去の色に戻るのって案外難しい。
よく、絵の具を混ぜて良い色ができても
また同じ色作るのって案外むずかしくて、
たくさん作っとかないとかってよく思ってた。
そう考えると、
「本当の自分」というより、
「好きな自分(分人)」でいられる空間をできるだけ長く保てるような環境選びだったり、
自分を分けられない「個人」だと思わず、
複数ある「分人」だと思って、
「仕事は仕事。」で
その都度、そこに合わせていても良いし
合わない人がいたとしても、「こっちがダメなら、あっちがある。」と、
その人との分人がうまくいっていないだけだと思えば、
自分をそんな否定しなくても良いし、
人との関わり方も工夫ができて、楽しいのかも。と、思えるようになってきた。
限られているから、優先順位を考えてみた
1日って短い。
仕事して、家に帰って、ご飯作って(もらって)
食べて。2人での時間も過ごしたいし
ひとりでの時間も欲しいし…。
いろいろが中途半端になりがち。
冒頭で言ってたように、
やりたいことだって色々あるのに。
空いている時間をいかに、無駄なく過ごすかが大事かと思っていた。
お店や、snsを見てしまうと
次々と、「あなたはこれが好きなんでしょう?」とでも言わんばかりに
アリゴリズムが、容赦なく押し売りをしてくる。
どんどん読みたい本が増えるし、
やりたいこと、欲しいもの。
行きたいところが溢れてしまって
余計に、時間もお金もが足りなく感じていた。
だから、こりゃいかん。と、
本当に大切だと思うコト、モノに時間やお金をかけられるように
優先順位を考える癖をつけることにした。、
こんな感じに、iphoneのリマインダーに
「やること」とか、「欲しいもの」を書いておいて
他に欲しくなったものが見つかった時に
「もっと先に必要なものなかったけ?」と、
一度冷静に考えさせてくれる。
仕事のモチベにもなるしね、
とはいえ、
やってみないと、自分に合うか分からないものもあるから、とりあえずやってみる精神も大事だと思う。
ただ時間だって、無限ではない。
本当に叶えたいこと、
今しかできないこと、
大切な人との時間。
全部限られてる。
なんでも手に取れるほどの余裕はない。
後悔はしたくないからさ。
私の大きさの瓶の中に大事なものから入れていく。余った隙間に小さいものを入れていく。
今日という贈り物を、大切に使わせてもらうんだ。
28歳。
ちょっとは大人になれたんだろうか。
自問自答の日々だけど、
毎日が楽しくなってきたよ。
あとはポジティブさを、
ユーモアを忘れずに。
また3年後はどんなこと考えてるのかな。
未来の自分よ。
私なりに一緒懸命に生きてるからね。
過去に後悔しなくていいからね。
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