伝える。
最近のムスコさん。
「発達障害」についての発言が多くなってきた。
一昨年ぐらいに
「オレ発達障害じゃないよね?」
と聞いてきて、その時は
「誰でも得意なこと、苦手なことがある。
苦手なことは手伝ってもらえばいいし、
得意なことで誰かを手伝ってあげたらいい。
だから、発達障害かどうかはあまり関係ないと思う。」
という話をして、その時は納得していたようだったけど、
年齢も上がってきて、
周りのこともよく見えるようになってきたし、
「自分とは?」みたいなことも考えるようになってきてるのかもしれない。
「オレって発達障害なん?」
「そういうのあるん?」
と聞くので
前回と同じ説明をして、
+診断名がつくことで生きやすくなる場合もある。
(大好きなデイに行けるのも、支援学級で過ごせるのも診断名が付いているから)
+大きくなって仕事をしたり、生活をする上で困ることがなければ診断名は無くなることもある。
と伝えてみた。
本人どう捉えたかなー。
分からないけど、マイナスに捉えて欲しくなかったし、
逆に「オレは特別!」みたいにも思って欲しくなかった。
それは伝わっただろうか?
ちょうど今日親子でお世話になっている心療内科の受診日で、
本人がプレイセラピー を受けてる間、母は先生に相談できたから、先生に伝えてみると、
「そうですねー。自分のアイデンティティを考える時期ですね。」
ということで「告知」について教えてくれた。
先生の周りの専門家がしている「告知」には2パターンあって、
①主治医、家族が同席の下、小学校低学年頃から数回に分けて伝えていく
②改まった「告知」ではなく、普段の生活や主治医との雑談の中で少しずつ伝えていく
方法があるらしい。
そうだなー。
私的には改まっての「告知」より、
日常の中で特別感がなく伝えていける方がいいなー。
…ということで、
次回のプレイセラピー後に一緒に診察(という名の雑談)をしてみることにしました。
いずれ本人だけで相談に通うことにも繋がるかもしれないし。
さて、どうだろうな?
先生がどんな風に本人に対してくれるかも、
ちょっと楽しみにしていたりします。
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